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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2011

池田勇太は「勝って終われれば万々歳」

7月に大好きな北海道で、達成したツアー通算9勝目。しかしそのあとが続かずいよいよツアーは最終戦。「最後に勝って終わる!」
3年連続の年間最多勝利と、悲願の賞金王獲りを誓った今シーズン。サン・クロレラ クラシックで今季初Vを挙げたあとはしかし、思うような結果が出せなかった。

中でも、恩義に厚い若大将にとって、不甲斐ない結果に終わったのは、連覇を狙った3大会。「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」と「ブリヂストンオープン」と「ダンロップフェニックス」でまさかの予選落ちを喫した。

特に、3連覇がかかっていたホスト大会のブリヂストンオープンは屈辱だった。

だけど、「終わり良ければすべて良し」と、いよいよツアー最終戦を迎えてカラリと言った。後々までぐちぐちと、引きずらないのが池田の良さ。
「最後くらい、気持ち良くやりたい」。

先週は、平塚哲二とのペアで挑んだワールドカップから帰国直後のこの日もプロアマ戦で練習場で、新しく手に入れたクラブで好ショットを連発した。

「今週は1年の集大成がきっちりと出せればいい。勝って終われれば万々歳」。1年の鬱憤をここですべて吐き出す。

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