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ダンロップフェニックストーナメント 2011

単独首位はスペインのゴンサロ・フェルナンデスカスタノ

世界の強豪が集結するインターナショナルツアーは2日目を終えて、大本命が、やっぱり来た。大雨による2度の中断と波乱の展開も、「忍耐強く、チャンスを待った」と、後半は5番から怒濤の4連続バーディで、単独首位に立ったのは、スペインから来たカスタノ。

「ティショットもアイアンも、すべてが良く打てた」とひとたび流れを掴むなり、怒濤のバーディラッシュ。「でもこんなひどい雨でも、グリーンの速度はまったく変わらないんだ。細心の注意を払って打った」と、ことごとくチャンスをねじ込み抜け出した。

欧州ツアー5勝の雄は、先週もバークレイズ・シンガポールオープンで、今季1勝を挙げたばかりで、勢いもある。もっとも怖い存在の一人である。

今大会は2005年から4年連続の出場で、いずれもトップ10入りと抜群の相性は、「なんといってもコースへの、愛があるから」。
風光明媚なフェニックスカントリークラブは、時差ボケを覚悟してでも来る価値がある。
「人々の優しさ、もてなし、コースの美しさ。すべてにおいてゴルフに集中出来る環境が整っている。本当に大好きな大会なんです」と、言ったそばから目尻が下がる。

そして、さらに胸一杯の家族愛。
結婚5年目の愛妻アリシアさんは、いま3人目の赤ちゃんを妊娠中で、来年の4月末が予定日という。「生まれて来る子と、そして何より愛する妻に。日本での初優勝を捧げたい」。照れもせずに言った。

ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ
1980年10月13日生まれの31歳。スペイン出身。
父親の手ほどきで、5歳からゴルフを始める。2004年にプロ転向。翌年にはKLMオープンで、ツアー初優勝を飾るとともに、欧州ツアーの新人王を獲得。
今季は、先週のバークレイズ・シンガポールオープンで今季初Vを飾ったばかり。それだけに、2005年から4年連続の出場で、いずれもトップ10入りという今大会での日本ツアー初優勝にもっとも近い選手といえる。

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