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三井住友VISA太平洋マスターズ 2011

賞金ランク1位の裵相文(ベサンムン)が3位に浮上、追う石川は・・・

第1,第2ラウンドは賞金レースを争う裵(ベ)と同組対決に御殿場も熱く燃えた!!
2日目は降雨によるコースコンディションの不良でサスペンデッドが決まり、54ホールとなったこの短期決戦。2日目から2日間かけてようやく終了したこの日の第2ラウンドで、賞金ランクでトップを走る裵相文(ベサンムン)が、首位と3打差の3位タイに浮上したからには、なおさら石川にはうかうかしていられない残り1日となった。

初日の序盤は一時5オーバーの83位まで落ちて予選通過の危機も、結局2オーバーの59位タイからスタートした第2ラウンドでも、「予選突破ということは、考えていなかった」と、どれほど出遅れようとも、石川は連覇の可能性を諦めていなかった。

そして改めて第2ラウンドをスタートしたこの日は、8つのバーディを奪う66の猛チャージ。
通算4アンダーは14位タイまで一気に順位を上げて、大いに希望を残して最終日を迎える。

「後半の14番までに、2桁アンダーにいたい」とのゲームプランも口にした。「今日も英樹が良いプレーをした」と、この日は64を出して単独2位にのし上がった同学年のライバルの存在を意識しつつ、「明日も1日に1人か2人くらい、8バーディを獲れる選手がいる。明日も自分がその1人になれればいい」と、攻めの姿勢を心に誓った。

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