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マイナビABCチャンピオンシップゴルフトーナメント 2011

賞金レースも本格化!!

ジャパンゴルフツアーはいよいよ残すところ5試合となり、賞金王争いもここからが本番だ。

獲得賞金は1億2858万2798円で賞金ランク1位を走る裵相文(ベサンムン)は、先週優勝の谷口徹も一目置く存在。「遼くんも勇太も上手いけど、安定感が違う」と、絶賛する実力の持ち主だ。

加えて「飛んで曲がらない」との評価も高いショットを武器に、今週も台風の目となることは必至である。

その斐(べ)を約5000万円差で追いかけるのが、石川遼。今年は未勝利ながら、賞金ランキングは2位につける20歳は、今季初Vを目指して奮闘中だ。

7月から始めたスイング改造は、着々と成果を上げながらも結果につながらない。先週のブリヂストンオープンは、最終日に一時は7位まで浮上しながら後半は14番のボギーとさらに15番ではダブルボギーに沈んで、23位タイでホールアウトすると、練習場に直行した。
華やかな優勝争いのかたわらで、黙々と打ち込み「自分には実力がない。賞金王どうこうより、必要なのはたくさん練習すること」。

斐(べ)は、米ツアーQスクール挑戦のため、最後の残り2試合に出ないが、石川もまたプレジデンツカップとこの先1試合の日程が重なるため、出られるのはあと4試合だ。このままでは終われない。

また、3位には池田勇太が続く。池田もまた、先週は3連覇をかけたホスト試合で予選落ちと不甲斐ない結果に終わり、今週はいっそうの気合を入れて乗り込んでくるはず。
ますます目が離せない男たちの熱き戦い。ぜひ、今年もABCゴルフ倶楽部で筋書きのないドラマの一部始終をご覧ください。

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