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日本オープンゴルフ選手権競技 2011

震災復興を願って

チャンピオンブレザーを羽織った裵相文(ベサンムン)の胸にもさっそくグリーンティが
今年76回目の日本オープンゴルフ選手権は“サブタイトル”にとして、「震災復興支援グリーン・ティー・チャリティー」と銘打って開催されました。

「グリーン・ティー・チャリティー」とは、今大会主催の財団法人日本ゴルフ協会(JGA)や、社団法人日本ゴルフツアー機構を始めとするゴルフ関連団体が押し進める東日本大震災の復興支援活動の総称で、今週も期間中にさまざまな活動が行われました。

ギャラリープラザでもチャリティ販売されていた「緑色のティー」を模したバッヂ。出場選手たちも、めいめいキャップやウェアなどに、つけていたのにお気づきでしたか?

それこそがこの、震災復興支援活動に賛同し「僕たちも協力します」という意思表示の証しでした。今大会の優勝賞金2億円は、各順位ごとの賞金のうち5%を義援金として、日本赤十字社に寄付します。
3月11日の震災から7ヶ月が過ぎた今も、ゴルフを通じて少しでも被災地の役に立ちたいという、選手たちの思いは変わりません。

JGAの安西孝之・会長によると、ゴルフ関連団体やイベントを通じて集まった義援金は、すでに16億円を超えると言います。
今も心は被災地のみなさんとともにあります。そしてこれからも、ゴルフで日本の心をひとつに。