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トーシンチャレンジトーナメント 2010

手が震えて・・・20歳の近藤はプレーオフで敗れる

片山晋呉などを輩出した名門・水城高校出身の近藤
昨年末に20歳になったばかりの近藤が終盤までトーナメントをリードしたが、上がりのホールでチャンスをつかみきれず、遠藤とのプレーオフで力尽きてしまった。

昨年末のファイナルQTで6位に入り、今年から本格的にツアーに挑戦し始めた近藤。
チャレンジ開幕戦のNovil Cupでは8位に入ったが、その後に出場したツアー、東建ホームメイトカップ、つるやオープンでは、いずれも予選落ちとツアーの壁に跳ね返され、出場した『トーシンチャレンジ』だった。

初日は4アンダー・4位タイと好スタート。2Rも上位陣が伸び悩む中、フロントナインを3バーディ・1ボギーとスコアを伸ばし、ハーフターン後の10番でバーディを奪い単独首位に立った。
勝負を占う終盤の16番・パー4ではピン手前1mに1オン。イーグルパットは外してしまったがバーディ。17番、18番でバーディチャンスを沈められず遠藤に並ばれてプレーオフに持ち込まれてしまった。
優勝まであと一歩。わずかに届かなかった。

プレーオフ後、
「しびれて手が動かなかったです・・・。手がおかしかったです。
プレーオフはプロになってから初めてでした、、、。
チャレンジでは上位で戦えているんですけど、ツアーでは技術面、一番にメンタル面で自分にたりないところがあると思います。
勝ちたかったです。勝ってツアーに再挑戦したかった。正直、悔しいけど、この思いを来週からのツアーにぶつけたいと思います。自分はまだ20歳ですから。」と悔しさを語ってくれた。

開幕の時に、遼と勇太さんの間に割って入りたいとコメントしていた近藤。優勝を手にすることは出来なかったがこの経験を活かして、来週からのツアーで活躍してもらいたい。
  • ウィニングパットになるはずだった18番のバーディトライが外れて、プレーオフに・・・