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TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 2010

池田勇太は「みなさんのお力がなければ、僕の優勝もなかった」

株式会社トーシンのサポートを受けて、今年新たにスタートした「トーシンゴルフトーナメント イン レイクウッド」は、第1回大会からいきなり選手たちに真の「心・技・体」を問う、波乱の幕開けとなった。

連日の悪天候で、初日から2日連続のサスペンデッドとなり、優勝した池田も2日目は1日36ホールの長丁場をこなし、それでもラウンドがずれ込んだ3日目は、引き続き行った第3ラウンドのスタートが遅れ、さらに間に一時中断を挟み、ホールアウトはほとんど視界不良の日没までかかるなど、過酷な条件となった。

そしてそれは、選手たちだけではなく、大会を支えてくださった関係者のみなさんにとっても同じで、開催コースのトーシンレイクウッドゴルフクラブのコース管理はもちろん、今回は研修の一環として参加してくださったトーシン株式会社の新入社員のみなさんや、またボランティアのみなさんも毎日早朝は3時より集まって、成功に一役買ってくださった。

無事、72ホールの競技成立も、「みなさんのお力がなければ無理でした。僕の優勝もありませんでした」と、初代チャンピオンに輝いた池田も、深々と頭を下げた。
3日目は薄闇の中マークした64は、恩人の支えがなければ生まれることもなかった記録。
出足でボギー、ダボを打った最終日はさておき、「最初の54ホールは、みなさんのおかげで池田勇太らしいゴルフが出来ました」と感謝した。

昨年1年間は、同社所属の“元・ホストプロ”。
1年越しの池田の恩返しに、石田信文・代表取締役社長も大喜びで、「来年は賞金の増額など、さらにパワーアップして、開催いたします」と、表彰式で約束してくださった。
恩人の嬉しいスピーチに、さらに思いを深くした池田は、今後いっそうの飛躍を誓っていた。

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