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中日クラウンズ 2010

池田勇太は「最終日は爆発したい」

若きライバルの石川遼は、この日3日目もスコアを伸ばせず、「内容はこの3日間で一番良かったのに」と、通算1アンダーは18位タイとさらに順位を下げて悔しがった。

ここ和合では、首位と6打差はちょっと厳しいが、対する池田は3打差の8位タイに踏みとどまって、「優勝圏内だと思う」と、強気に言った。

もっともこの日は「和合に思い知らされた」。
強風の中、前半3つのバーディ。
意気揚々とバック9に突入したが、「後半はエネルギー切れ。今日は肉料理でスタミナをつけたつもりが、肉の量が足りなかったのか? 調子に乗れそうなところで乗れず、最後は疲れてしまった」と、11番からの3ボギーを悔しがる。

「今日は3日間で、一番調子が良かったのに」。
そんな過信はしかし、和合に簡単に撥ね付けられた。
「行き先を間違えるとすぐにボギーとなってしまう。それがここの難しさ」。
最終日を前に、改めてキモに銘じて「明日は爆発して上位を狙いたい」と、気持ちを入れ直していた。

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