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コカ・コーラ東海クラシック 2010

飯田耕正さんが、ベストアマチュア賞を獲得

最終日は杉並学院高2年生の浅地洋佑くんとの一騎打ち。前日3日目は69という見事なスコアで28位タイに浮上して、浅地くんに11打ものリードを奪った飯田さんの受賞確実かと思われたが、最終日に立場が逆転した。

浅地くんが、3日目の79を返上するバーディラッシュを見せた。
一方、飯田さんは難関の16番パー3で「8」を打つなど、この日「80」の大叩きで、あっという間に浅地くんに並ばれた。

先に、通算9オーバーでホールアウトした飯田さんは、半分は諦めていた。

「あまりにも今日の調子が悪かったので、負けたら自分が悪い。仕方ない」と一応は自分に言い聞かせながらも、浅地くんが上がってくるのを待つ間はやはり、心の片隅に沸くほのかな期待を止められない。

「4日間を通すと最終日が一番うまくいかなかったので、その点では不満ですけどベストアマが目標だったので、いまはホッとしています」。
結局、浅地くんが最終9番でバーディチャンスを外して1打差は薄氷のタイトル獲りに、地元・愛知県は蟹江町在住のトップアマが、喜びを噛みしめていた。

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