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コカ・コーラ東海クラシック 2010

池田勇太は「あわよくば、勝てればいい」

昨年が3位。一昨年が2位。そして、いずれも最終18番で池ポチャ。負けた場面をクローズアップすれば、2年連続で涙をのんだ・・・ということになるのだが“勇太流”に前向きな表現をすれば、「2年連続の優勝争いで、頑張れている」。

本人も「三好が好き」とはっきりと口にするように、コースとの相性はバツグンだ。
それはライバルも認めている。

昨年は、最終日の最終組を含めて3日間、池田と同組で回った石川遼が証言している。

特に、三好の名物ホールだ。190ヤードの16番は、昨年のトーナメントでもっとも難しいパー3で「池田さんは、左端から3、4ヤードしかないピンに、左の崖からフェードで戻して左サイドにペタピンにつけていた。それが、池田さんの強いところだと思いました」と、その完璧な攻略にディフェンディングチャンピオンも絶賛した。

本人は「まあ、風向きとかピン位置で攻め方は変わるから」と、あえて興味がなさそうに、「でも三好には、縁がある。今年も面白い戦いが出来るんじゃないかな」と、今年も確かな手応えを感じている。

マンデートーナメントを勝ち上がり、出場権を得た2008年の今大会の活躍を足がかりに、“ルーキーイヤー”にして初のシード権を手に入れた。「2年前は、この大会がきっかけになった」。
ゴルフ界の若大将誕生の地、といってもいいここ三好で「今年も優勝争いをして、あわよくば勝てればいい」。
3度目の正直を狙う。

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