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PGAフィランスロピー 2000

第9回PGAフィランスロピートーナメントは、日本プロゴルフ協会と日本ゴルフツアー機構の共同主催で幕をあける

山田米造大会会長(日本プロゴルフ協会・会長)のごあいさつ
この大会は1991年に第1回が始まり、昨年は中止いたしましたが、本年、日本プロゴルフ協会と、日本ゴルフツアー機構の共催で、第9回として復活の運びとなり、非常に喜んでいるところでございます。
このトーナメントはゴルフを通じて社会貢献をテーマとして、過去には日本盲導犬協会、交通遺児育英会、そして阪神淡路救援義損金、救急車、福祉マイクロバスなど寄贈し、お役立ていただけるよう尽くして参りました。今年、会場の奈良若草カントリー倶楽部のみなさまには、この大会の主旨にご賛同いただくことができ、開催の運びとなりました。
今年は、この大会の復活を期に、このフィランスロピーの精神を全国に輪を広げるべく、PGA14地区において、『PGAフィランスロピー』を冠にしたプロアマトーナメントやジュニアレッスン会を開催いたします。
大会の特色としましてはPGA会員の手作りの大会であるということと、会場地域の方々、マスコミの方々の全面的な協力により、開催されるという点でございます。
明日から4日間、ここ奈良若草カントリー倶楽部で素晴らしい試合が展開され、ご来場のみなさまにはもちろん、テレビを通じて全国ファンのみなさまにも試合を楽しんでいただけるよう、力を尽くしてまいります。どうぞ、宜しくお願いいたします。

★写真=山田氏(=右)は、日本ゴルフツアー機構の島田チェアマンとがっしり握手。4日間、共に大会を盛り上げて行くことを誓った

島田幸作大会名誉会長(日本ゴルフツアー機構・チェアマン)のごあいさつ

このたび、PGAの方々とこの『PGAフィランスロピートーナメント』を開催できますこと、非常に喜ばしく思っております。ゴルフを通じて社会貢献するという精神は、我々選手一同、みな同じ気持ちです。健康にゴルフができる喜びを、こういう形で社会に役立てたい気持ちは我々みなが考えていることでございます。これを期に、ますます貢献の輪を広げて行けたら、と心より願っております。
実際に、貢献の形としまして、今回我々ツアースタッフがかかる経費、約200万円をチャリティにまわさせていただき、お役立ていただくことになっております。ゴルフを通じて、貢献できる喜びをこれからもかみしめて、努力してまいります。4日間、どうぞよろしくお願いいたします。

★写真=島田(=左)は、日本プロゴルフ協会の山田氏とがっしり握手。4日間、共に大会を盛り上げて行くことを誓った

松本敏博大会参与(奈良若草カントリー倶楽部)のごあいさつ

この3月にトーナメント開催のお話をいただきまして以来、たくさんの方面からご協力を頂き、本日はプロアマトーナメントをつつがなく終えることができました。
明日からはいよいよ本番です。どうか、本戦も無事終了し、また、4日間が終わったあとも、いつまでも我々、奈良若草カントリー倶楽部のことを胸にとどめていただける大会にしていけたら、と願っております。4日間、どうぞよろしくお願いいたします。

勝俣功大会副会長(日本プロゴルフ協会副会長)の大会主旨説明

フィランスロピーは今年で9回目。この大会の当初からの主旨、精神は今もかわっておりません。
今年は、PGAフィランスロピートーナメントにあたりまして、日本ゴルフツアー機構へぜひ、共同主催をお願いしたいとお話をしましたところ、島田さまより快く、承諾いただきました。
我々、日本プロゴルフ協会と、日本ゴルフツアー機構がともに手を取りファンのみなさまに大会を提供できるということは、非常に喜ばしいことでございます。
こうして開催が決まるまで8ヶ月くらいの日数を要し、会場の奈良若草カントリー倶楽部のみなさまには大変なご迷惑をおかけいたしました。開催の申し出をいたしましたのが3月、セッティングにたった3月ほどしかなかったにもかかわらず、素晴らしいコースにしあがっております。コースの方々には心より、感謝を申し上げたいと思っております。

日下敏治チーフディレクター(日本ゴルフツアー機構・エグゼクティブディレクター)のごあいさつ

なによりまず、奈良若草カントリー倶楽部のみなさまにはこんな短期間で、ここまで素晴らしいトーナメントコースに仕上げていただいたことに、心より感謝を申し上げたい。ほんとうにありがとうございます。3ヶ月弱の期間しかなく、こんなにご迷惑をおかけしたことはない、と存じております。
コース支配人の中村サクエさま、キーパーの中尾三郎さま、所属プロの徳山篤さんには、大変なご協力をいただき、コースセッティングにご尽力いただきました。グリーンの硬さ、速さなどいろんなご無理をすべて受け入れていただくことは、大変なご苦労があったかと思います。
このフィールドで戦う選手たちが、そのご苦労に見合う素晴らしいプレーを見せてくれることを祈っております。明日からは、選手、スタッフ一丸となって、大会を盛り上げるつもりでおります。社会貢献というメインテーマを肝に銘じ、よりよい大会を目指していきます。宜しくお願いいたします。

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