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カシオワールドオープンから高知県ゴルフ協会にスナッグゴルフセットを寄贈(3月20日)

大会運営委員長の樫尾隆司さん(左)から高知県ゴルフ協会副会長の氏原信幸さんへ贈呈

昨年のカシオワールドオープンにおける地域社会貢献活動の一環として、春分の日の3月20日(木)にKochi黒潮カントリークラブにて、スナッグゴルフセットの贈呈式が行なわれ、大会主催者を代表して、大会運営委員長で株式会社カシオコミュニケーションブレインズ代表取締役社長の樫尾隆司さんから、高知県ゴルフ協会副会長の氏原信幸さんへ、スナッグゴルフ4セットの目録が贈呈された。

カシオワールドオープンでは、Kochi黒潮カントリークラブに舞台を移した2005年から、地域に密着した大会作りを目指し、2005年は財団法人高知県障害者スポーツ振興協会にシーカヤックとシュノーケリング用品を寄贈、2006年大会から高知県ゴルフ協会にスナッグゴルフセット3セットを寄贈した実績がある。それというのもカシオ計算機株式会社の創業者である樫尾忠雄氏の出身地が高知県南国市で、更に同市内には工場を持つというゆかりの地である。

またカシオ計算機と同じく地域貢献活動に力を入れているのが、舞台となっているKochi黒潮カントリークラブである。同クラブでは、地元の子供たちを対象としたKochi黒潮ジュニアカップを毎年12月下旬に開催し、地元企業や協力者からの沢山の協賛と応援を受けて、手作りのジュニア大会を主催しており、昨年の大会で9回目を数えた。

地元におけるゴルフの普及には、更に最大の協力者がいる。それは昨年に続いてスナッグゴルフ用具の寄贈を受けた高知県ゴルフ協会である。
同協会では、昨年に寄贈を受けたスナッグゴルフセットを、Kochi黒潮カントリークラブの在る芸西村立芸西小学校、芸西村に隣接する香南市立岸本小学校などで活用している他、昨年のカシオワールドオープンでは、大会期間中にスナッグゴルフ体験会を実施して、4日間で約350名の子供たちがゴルフを体験した。
そして今回寄贈を受けた用具は、香南市教育委員会及び高知市教育委員会を通じて、導入を希望する小学校を選考して頂く計画が既に進んでおり、新学期が始まるころには活用先がまとまる見込みで、これらのコーディネイトと導入後の活動推進を、高知県ゴルフ協会が後押しする。
いずれも単にゴルフの普及のみならず、ゴルフが及ぼす教育的効果に期待を寄せての活動でもある。

このように同じ志を持つ3つの力が一つとなって、高知県内における子供たちへのゴルフ環境と、ゴルフを教材とした人間教育が始まっており、三位一体での地域貢献活動は、今後も活発な活動が期待される。

  • 寄贈されたスナッグゴルフセット