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めざせ、スナッグゴルフ全国大会!!<神戸市立六甲小学校・編>

兵庫県・神戸市灘区の閑静な住宅街にある神戸市立六甲小学校は週3日、放課後に「六甲小スポーツクラブ」を開講している。
また毎月第1、3土曜には校庭を開放し、地域総合スポーツクラブの「六甲すこやかクラブ」を開き、保護者やボランティアの力を借りてサッカーやバスケットなど、さまざまなスポーツを子供たちに指導している。

3月4日(土)、この両クラブに新しい種目が加わった。
午前9時から行われた『第1回スナッグゴルフ講習会』には、「六甲すこやかクラブ」に登録している子のほぼ全員が参加していた。

「普段なら、こんなにも集まらないのに。それだけみんな、今日のスナッグゴルフを楽しみにしていたということでしょう」と、目を細めるのは平井正裕・教頭先生だ。

日本ゴルフツアー機構が、日本ゴルフツアー選手権の特別協賛社である森ビル株式会社の支援を得て始めた「スナッグゴルフ・コーチングセットの寄贈計画」。
その一環として、全国の小学校に新たに寄贈の公募をかけたのが、昨年11月だった。
多数の応募の中から、厳正な審査のうえ今回は8校が選ばれた。
そのうちの1校が、この六甲小学校だった。
決め手となったのは、審査の基準として同校にも提出していただいた「スナッグゴルフ活動計画書」の中の、この一文だった。

<・・・本校は、日本ゴルフ発祥の地、神戸市灘区六甲山にある「神戸ゴルフ倶楽部」のふもとに位置し、開講120周年を迎える歴史ある小学校です(中略)ルールを尊重して活動を行うことにより、本校の目標である「友情・礼儀・自主」の力を身につけさせていくことを目指します・・・>

平井教頭先生は、校舎の裏手にあたる六甲山頂を指差して言われた。
「ほら、ちょうどあのあたりです。あそこに、神戸ゴルフ倶楽部がある。“発祥の地”を背にして、ゴルフを知らん、ではなんとも寂しい。わが校にもスナッグゴルフを導入し、ここからぜひゴルフ人口を増やしていこうではないか、と。それが、応募の動機だったんです」。

今年の1月28日に晴れて寄贈校の決定が下った。
実際にコーチングセットが届いてからは、さっそく体育の授業や放課後の「六甲小スポーツクラブ」にも取り入れられて、幾度となく“試打”が行われてきたが、本格的にプロの指導を仰ぐのはこの日が初めてのこと。

女子プロの轟悦子さんをコーチ役に迎え、終了時間が迫るころには快打を放つ子が続出した。

講習会の最後には、轟プロと平井教頭先生と、4年生の大村宏輝君でスナッグゴルフ対決。
パー3でプロが3、平井教頭先生が4、大村君は5でホールアウトした。

大村君は、パーで上がったプロの腕前に目をむいて「次はもっと頑張るで!」と、張り切った。

平井教頭先生は7月、茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで行われるスナッグゴルフの全国大会に、早くも照準をあわせた。
5月下旬には、その予選会である『兵庫県大会』が行われる。
「ゴルフ発祥の地を代表して、ぜひエントリーしたい」(平井教頭先生)。
今のうちに骨のある子を発掘し、新学期にはクラブを立ち上げ、大会までの約4ヶ月でみっちり集中練習を積む計画だ。

※スナッグゴルフの全国大会は、日本ゴルフツアー選手権が行われる週の7月1日(土)、同じ会場の茨城県の宍戸ヒルズカントリークラブで開催されます。

※「スナッグゴルフコーチングセット寄贈計画」への公募により、寄贈が決定した小学校はこの六甲小学校を含む以下の8校です。寄贈校には順次、ティーチングプロを派遣して講習会を行っております。
<寄贈小学校8校>
大田区立入新井第二小学校(東京都大田区)
東海市立船島小学校(愛知県東海市富木島町)
田辺市立会津小学校(和歌山県田辺市)
宝塚市立西谷小学校(兵庫県宝塚市)
神戸市立六甲小学校(兵庫県神戸市灘区)
赤磐市立軽部小学校(岡山県赤磐市)
広島市立青崎小学校(広島県広島市)
高松市立鬼無小学校(香川県高松市鬼無町)

※日本ゴルフツアー選手権宍戸ヒルズカップの、特別協賛社である森ビル株式会社の支援を得て、当機構より寄贈されたコーチングセットは、本年度の全国公募8校、宍戸ヒルズカントリークラブ近隣の11校を含めて現在、計83校(団体含む)。
スナッグの輪は確実に、全国へと広がりつつあります。
  • プロとの直接対決! 轟プロ(左端)に挑戦したのは4年生の大村君(中央)
  • 4年前にゴルフを始めたという平井教頭先生は、ベストスコア85。「私も子供たちと一緒に勉強します!」