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<間もなくツアー後半戦・注目のツアープレーヤーたち> 屈指の飛ばし屋・張本茂

180センチ、90キロの体格を裏切らない豪打で、注目を浴びている。常に300ヤードド ライブ。ツアー前半戦は、一時期、ぶっちぎりでドライビングディスタンスのトップ を走っていた。「飛ばしよりも成績重視でやりたい、とは思っているんですけれども ・・・」と照れるが、そこにスコアがともなってくれば、何よりのアドバンテージだ。
ファイナルQTランク24位の資格で初めてツアー本格参戦する今シーズン、10戦で予選 通過6回と、“偉大な人”の教えも徐々に成績になってあらわれている。
「いつも、直立不動で受話器を取る」という電話の向こうの相手は、プロ野球界で通 算3000本安打の日本記録を持つ張本勲氏だ。茂の父・夏烈(かれつ)さんと勲氏がい とこ同士ということもあり、茂も、小さいころからその姿を間近で見てきた。「勲お じさんのようになりたい」と野球を目指したこともあったが、広島・瀬戸内高校3年 の夏、甲子園出場がかなわなかったことを機に、ゴルフに転向。勲氏の口添えで、静 岡のザ・ナショナルCCの研修生となった。99年にプロテストに合格。以来、「ゴルフ の道で、おじさんと同じ“日本一”」を目指して頑張っている。
機会あるごとに、電話で激励してくれる勲氏の口癖は、「プロとしてやっていくから には、人の3倍、4倍の練習が必要だぞ」。教えを守って、たとえ予選落ちしてもコー スに残り、球を打つこともしばしばという茂。
ツアーデビュー後、まだ、自分から勲氏に電話したことがない。「そんな、胸を張っ て報告できるほどの成績を、まだ残せていないから・・・(苦笑)」そのうち、自らダ イヤルを回せるくらいの結果を出すことが、当面の目標だ。

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