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〜全英への道〜ミズノオープン 2000

今年30回を迎えるミズノオープン、そして、2000年の全英オープンに寄せて―

 このミズノオープンには、毎年のようにR&Aからお客さまを招いております。今年は、競技委員会の副委員長のアリスター・ラウドン氏、競技委員のノエル・ステファン氏、そして、日本からは、日本ゴルフ協会競技委員でもあり、R&Aのレフリーでもあられます、川田太三氏をお招きできましたこと、非常に嬉しく思っております。

 私ども、ミズノ株式会社は1906年、創始者の水野利八によって創立されました。また、ミズノがゴルフクラブを作り始めましたのは、1933年ですからもう70年近く、ゴルフにたずさわってきたことになります。

 私の祖父であり、創始者の利八は、スポーツを振興することによって、いずれは我々にもお返しがくると信じて、一生懸命スポーツ界に従事してまいりました。そういう理念から、このミズノオープンも30年前にスタートし、78年からはR&Aとライセンスプログラムをスタートさせていただくこともできました。以来、限られたバッグやウェアにマークを入れるということでやってきましたが、90年に入りますとますます親交が深まって、94年からは全商品にこのクラレットジャグのマークを入れてもよいと言っていただき、さらに98年からはこのミズノオープンの最上位者に出場資格をさしあげましょう、と言っていただいたわけでございます。これは、R&Aが持たれている、世界にゴルフを広げていこうという理念に対し、我々は恩恵を我々は受けている。本当に、心から感謝を申し上げたい。
 我々日本でもゴルフの輪を広げ、高年齢層だけでなく、ジュニア世代にもチャンスを与えて、育成していきたいと思っています。ゴルフが公務員の倫理規定ではゴルフをしてはいけないということが決まりかけたことがあり、私たちゴルフ関係者としましては、『とんでもない、ゴルフは素晴らしいスポーツです』と抗議をしたことがございます。中曽根文部大臣には、『そのとおりだ、国体の正式種目にも選ばれている、国民のスポーツだ』とご理解いただいたいきさつもありました。
 我々はこの素晴らしいゴルフというスポーツを国内だけでなく、世界にも広めていきたいという思いがあります。ヨーロピアンツアーでは、修理ができるワークショップという軽トラックを派遣させ、どこのメーカーを使っている選手にも修理・調整をいたしましょうという微力ながらのご協力をさせていただいております。

 また、今年は全英オープンの大会で、マーシャルのオフィシャルジャケットを提供させていただくことになりました(=写真)。本当に、光栄なことです。セントアンドリュースは、1日のうちに四季があるといわれます。雨が降ったり寒くなったり風が吹いたり、暑くなったり大変な気候ですから、これを着ていただいて、関係者のみなさまにはご活躍いただきたいですね。

 またこれからも、我々ミズノは、真摯な気持ちで世界のゴルフ界発展のためにご協力できれば、と心から思っております。今後とも宜しくお願いいたします。