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アイフルカップ 2002

「昨年、この大会で日本ツアー初優勝をあげるまでの道のりは、とても長かった」

「昨年、この大会で日本ツアー初優勝をあげるまでの道のりは、とても長く、本格参戦してから実に、8年という月日を要しましたが、私にとっては、とても大事な時間だったように思います。
 台湾やアジアだけではなく、もっと大きな舞台を夢見て日本にやってきたのが94年。2年後にシード権を取り、何度か、優勝争いにも絡んではいたのですが、勝つまでにはいたらなかった。
 いつも面倒をみてくださっている陳志忠さんにも「チャンスが来たら、迷わずに攻めることだよ」と教えられていたのですが、肝心な場面でその姿勢が貫けず、悔しい思いもずいぶんしました。
 初優勝の前年の日本オープンでも、もうほとんど勝った、という展開で、直道さんに負けた。絶対に勝つんだという自信が、足りなかったのでしょう。
 その後も何度も、優勝争いに絡みながらも敗れるという展開が続き、悩んでいたときに、また、陳さんが言ってくれました。
 「ゴルフには何の問題もない。あとは運だよ」
 これは非常に心強い言葉だった。
 そのままの自分のゴルフを続けていれば、いつか勝てるんだ、と思えたんです。
 そんな気持ちで挑んだのが、昨年のこの大会でした。

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