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ABC チャンピオンシップ 2007

第2ラウンドの残り競技が終了、ゲームはいよいよ決勝ラウンドへ

前日2日目に日没サスペンデッドが決まった第2ラウンドの残り競技が、この日27日の7時30分より再開されて、残り2ホールを残していた藤田寛之(=写真)が通算11アンダーとスコアを伸ばし、フランキー・ミノザと並んで首位に浮上した。

藤田はこの日5時半起き。まだ体も完全に起きていない状態で、「朝の2ホールは散歩のつもり。無理をせず、ゆっくりやろう」。
最終18番のティショットは、ややブラインドになった左のフェアウェーバンカーに打ち込んだが焦らなかった。確実にグリーン手前に刻み、残り93ヤードの第3打は52度のウェッジでピン奥5メートル。
このバーディチャンスを沈めて「とりあえず、朝の散歩は100点満点。さて、本番は昼からですね」と、10時からスタート予定の第3ラウンドに向けて、気持ちを入れなおしていた。

また藤田と同組でまわった小山内護(=写真下)は、前日2日目に3番ホールでホールインワンを達成した勢いは、一夜明けても消えていなかった。
やはり最終18番。残り169ヤードの第2打を、9番アイアンでピン手前2メートルにぴたりとつけて、1ラウンド2イーグルをマーク。
通算6アンダーの11位タイで決勝ラウンドに「残り2日も思い切り攻めていくよ!」と、威勢が良かった。

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