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<トピックス>“スコアリングシステム”と“ウィンドスティックシステム”が、今年もツアーを盛り上げる!

以来、当オフィシャルホームページの『スコアリングシステム』の構築や、トーナメントのテレビ中継時にその瞬間の風速や風向きをテレビ画面上に示す『ウィンドスティックシステム』の運用などを通じ、ツアーの活性化に多大な協力を得ている。
『データから楽しむことのできるゴルフトーナメント』が、『スコアリングシステム』のテーマだ。
平均ストローク、平均パット、パーキープ率、パーオン率、バーディ率、イーグル率、ドライビングディスタンス、フェアウェーキープ率そしてサンドセーブ率のおなじみの9つの部門別ランキングに加え、選手個々の各部門別ランキングをチャート化して示した『レーダーチャート』や、参考記録として、予選カット前後の平均ストロークを分けて表示したり、パー5での2オン率を数値化するなど、年々充実が図られている。
データを、より掘り下げて詳細に表すことで、プレーヤーの特徴や個性がより引き立つよう工夫されているのだ。
さらに、9つの部門別ランキングをポイント換算し、その合計によって順位を決定する『ユニシスポイントランキング賞』も設定。その1位者は、シーズン終了直後に開催される『ジャパンゴルフツアー表彰式』で表彰される。
毎年、総合的にもっとも優れた選手のあかしとして受けるこの賞は羨望の的。
「もっとも栄誉ある賞」と言って早くからこの賞の受賞に、闘志を燃やす選手もいるほどだ。
これに象徴されるように、シーズン途中には選手たち自身も『スコアリングシステム』によって弾き出される数字に注目し、データ片手にそれまでのプレーぶりを反省したり、いっそうの励みにしたり・・・大いに活用しながら戦っている。
今年は、そんな選手の表情を想像しつつこの『スコアリングシステム』を検索していただければ、よりツアーの面白みが増すのではないだろうか。
また、ツアーをテレビ観戦されるときには『ウィンドスティックシステム』にもぜひ注目していただきたい。
『ウィンドスティック』とはその名のごとく、風向・風速計が取り付けられた棒のことを指し、そのスティックを持ったスタッフが、選手とともに移動しながら、その場の風向き、強さを計測していく。
そのデータはワイヤレスにより、テレビ中継センターの屋根に取り付けられた無線アンテナに送られ、ビジュアル化してテレビ画面の片隅に表示されるのだ。
言うまでもなく、“風”はゴルフプレーを左右する大きな要素のひとつ。
風向きや、その強さを的確に把握し、状況に見合ったクラブを選ぶ。
あえて風に乗せていくのか、果敢に攻めてケンカさせていくのか・・・。
画面を通して、プレー中の選手たちのそんな葛藤やジャッジメントまでも垣間見ることができれば、テレビ観戦もますます面白くなる。
それを実現させたのが、日本ユニシスが開発した『ウィンドスティックシステム』なのだ。
選手たちひとりひとりが、まさにそのとき、コースで感じている“風”が、お茶の間の皆さまにも臨場感を持って伝えられるのである。
『スコアリングシステム』で示される部門別ランキングの中でも特に“風”の影響を受けやすいのはパーオン率とフェアウェイキープ率だろう。
その2つが、最終的には平均パットのランクを押し上げ、さらにバーディ率、イーグル率の数字となり、最終的にはプロがもっともこだわる平均ストロークへと反映され、総合評価の『ユニシスポイントランキング』にまで及ぶと考えれば、また画面の端っこに示された“矢印”にも目が離せなくなるというもの。
『スコアリングシステム』と『ウィンドスティックシステム』は、トーナメント観戦をいっそう興味深いものにしてくれる、いわば“ガイド役”。
今年も何かと話題満載のジャパンゴルフツアーは、1ヶ月あまりで幕を開けます。
写真上=昨年12月のジャパンゴルフツアー表彰式。日本ユニシス株式会社の籾井勝人・代表取締役社長から受けたユニシスポイントランキング賞のほか、合計7部門で1位に輝いた片山。今年は3年連続の賞金王もかかっている。
写真中央、下=ウィンドスティック計測中の風景。テレビ中継クルーとともに、スタッフが選手の至近距離でウィンドスティックをかかげて測る。

ウィンドスティック計測中の風景 
テレビ中継クルーとともにスタッフ(右端)が選手の至近距離でウィンドスティックをかかげて測る









