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PGA・JGTOチャレンジI 2005

朝一のピンチをチップインバーディで比嘉勉が好スタート。

初日トップに立ったのは沖縄県出身の比嘉勉(かずさCC)。アウトを5バーディ、ノーボギーの31、インは2バーディ、1ボギー、通算6アンダーの66ストローク。単独2位には5アンダー67ストロークの木村龍(小田原湯本CC)。3位タイには3アンダーで芹沢大介、佐藤剛平ら6名。
72ストローク(イーブンパー)52位タイまでの77名が予選通過明日の最終日に進出。

1989年地元沖縄の大京オープンでデビュー以来、長年ツアーで戦ってきたベテランが好スタートをきった。「1番グリーン奥のピンを果敢に狙ってグリーンオーバー、すぐOBがあるから暫定球を打ったんですが、最初のボールがあって、15ヤードのアプローチが入ったんです。やはりそれがきっかけになりました。このコースは距離はそれほど求められないが、アイアンの正確性、アンジュレーションのある大きなグリーンでのパッティングがキーですね。ずっとショットは良かったのですが、パターが決まらずにいました。今日は良いショットで2m以内につけたパットを4回ぐらい決めることができました。後半ラフからのショット、フライヤーで飛びすぎるのを警戒して3回ぐらいミスがありましたが、うまくカバーできました。明日もとにかく曲げない事ですね。良いイメージで終わって、明日がまた楽しみです。」 
比嘉勉 1963年6月9日沖縄県生まれ。ツアー未勝利。1994年つるやオープン最終日に67で中嶋常幸と並び通算9アンダーでプレーオフ。プレーオフ2H目中嶋常幸がバーディで優勝。

会場の「たけべの森ゴルフ倶楽部」は岡山空港から20分とアクセスに恵まれ、吉備高原の山々のうねりをイメージしたフェアウェイやコースは、そのアンジュレーションが戦略性を高めている。

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