記事
ディライトワークスJGTOファイナル 2026
伴翔太郎が劇的バーディで今季2勝目を逆転で飾る!
首位とは2打差の3位からスタートした伴翔太郎。2番、4番とバーディを獲ったものの、前半の9ホールはチャンスを活かしきれなかった印象。フラストレーションは溜まっていただろうが、それでもじっと我慢しながら自分ができるベストのプレーをやり抜いた。
「自分に辛抱強く、忍耐強くやる続けることを言い聞かせながらやっていました」。
後半は10番パー5できっちりバーディを奪い、その後はパーを重ねた。トップを走っていた伊藤有志とは一時は3ストローク離される展開となったが、それでもブレることなく自分のゴルフを貫いた。
「最後は完璧なパットだったと思います」。
伊藤が15番、17番でボギーを叩いたことで最終18番を迎えた時点で1打差となっていた。伴のティショットは左へ。難度の高いセカンドショットになったが、なんとかピン右手前10mほどに乗せる。
対する伊藤もなんとか2オンはさせたもののロングパットを残していたが、伊藤はそれをミス。3mほどのパーパットを残してしまう。
先に決めれば精神面でもプレッシャーを与えることになり、優位に立つことは間違いなかったが、簡単なパットではなかった。
この日、最も集中して打ったパットはど真ん中からカップに飛び込んだ。
伊藤がパーセーブできなかったため、この瞬間、伴のACNツアー今季2勝目が決定した。
2019年頃から日本の試合にスポット的に参戦し始めた伴。最初の数年は環境の違いというよりもコースの違い、芝の違いに対応できずに、なかなか自分のゴルフができなかった。コロナ禍ということもあり、あらゆる面で伴には不利な環境だったのかもしれない。
ただ、そんな中で、日本でプレーする中で新たな発見もあった。それは日本のプレーヤーのパッティングの上手さだ。
「日本に来た頃は自分の中ではショートゲームがあまりよくなかったんですが、日本の環境で、日本のプレーヤーとプレーする中で成長することはできていると思います」。
色んな意味で自信を深め、手応えを感じられたシーズンになったに違いない。もちろんこれがゴールではない。今回の優勝でポイントランキングは2位。来シーズンのレギュラーツアーの前半戦の出場資格を獲得でいたことに楽しみしでしかないと話す。
「まだまだ日本にはレベルの高いゴルファーがいるので、その中でプレーできることを楽しみにしています。今年は2勝できましたし、非常に良い年だったと思います。みなさんスタッフの方々も優しいですし、コースコンディションが素晴らしくて、その中で成長できていると思います。でも、私自身のゴールは母国のアメリカでプレーすること。そのためにはまだまだ時間も必要ですし、鍛錬も必要だと思っています」。
来シーズンはレギュラーツアーでカップを掲げるシーンが見られるはずだ。










