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フォーティネット プレーヤーズ カップ 2026
川釣りからのきゅうきょ出場⇒予選敗退⇒レッスン会で貢献! 吉本直樹のめくるめく3日間
選手会主催の2回大会ではあらたな試みとして、第3ラウンドの正午すぎから、選手会主催のワンポイントレッスン会を行った。
指導役として奮闘したのは、吉本直樹(よしもと・なおき)、原田大雅(はらだ・たいが)、篠優希(しの・ゆうき)、高野碧輝(たかの・あおき)、嘉数光倫(かかず・てるみち)の5人。
グループ方式の前・後半2部制で前半を担当したのは吉本と原田。
「こういうレッスンをしたのは初めて」という原田。でも参加者の悩みに即したアドバイスは的確で、初体験とは思えないほど手慣れていた。

「観戦に来られた方が、こうしてプロのレッスンを受けられるのは嬉しいと思う。こういう機会が増えていくといいな」と、手ごたえを口にした。
吉本は、ツアープロを目指すかたわらレッスン業にも従事する手腕が活きた。

今季の出場優先順位は864番目。
2021年にプロ転向したが、QTのセカンドより先に進めたことはまだなく、今年もすでにファーストで敗退しており、ACNツアーにも出られたことがない。
そんな吉本に突如、「出ないか」と、連絡が来たのは、本大会初日の朝8時前だった。
大西魁斗(おおにし・かいと)が体調不良できゅうきょ欠場を決め、現地待機の選手もなく、1枠ぽっかり空いての打診だった。
地元千葉県の銚子市出身。
「ちっちゃい時から海で遊んでいた」という“釣りキチ”は、当時もたまたま、成田市内の利根川で、友人と早朝の川釣りに興じていた。
キャディバッグとスパイクはいつもトランクに積んである。ウェアとキャップは一緒に釣りに来ていた友人に借りられた。
10時のスタート予定時刻に対して、ここから会場まで45分ほど。
十分、間に合う。
「こんなチャンスは金輪際ないかもしれない。行きます!」。
急に振ってわいた“ツアーデビュー”は参加登録に思いのほか時間を要して結局、スタート前はパットとアプローチを5球ずつ転がせただけ。素振りだけでのティオフで前半の3バーディは会心だったが、バンカーの脱出に失敗した17番と、池ぽちゃの18番での連続のダブルボギーで大失速。
そして1オーバーの57位タイから出た2日目は「80」を叩いた。
初日はアドレナリンの大放出で麻痺していた持病の腰痛が、再発した。
「薬を飲んで行ったんですけど(後半)1番のセカンドでぴきっときて。ショットがダメダメになってしまった」。
最下位での予選敗退となったが、「普段はインドアのレッスンもしていますので。僕でお役に立てるなら」と、レッスン会のオファーを快諾。土曜日も再来場して貢献した。
会場では、選手や関係者の間でもちきりだった。
「通りすがりの人に『竿は入ってないだろな?』って言われたり…(笑)」。
繰り上げ出場時の経緯も含めて「ちょっとは名前も認知してもらえたので。来年、再来年にはまたここに戻ってこられるように、またコツコツ頑張っていきます」。
選手会主催の2回大会での希少な経験を、今後の契機にできたらいい。








