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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2026
「65」で急浮上、榎本剛志が滑り込み出場からの優勝を狙う
この日のベストストロークとなる「65」のビッグスコアを叩き出し、ノーボギーの圧巻のプレーでリーダーボードの最上段で予選ラウンド通過を果たしたのが、今季ACNツアー3試合目の出場となる、プロ13年目の33歳榎本剛志(えのもと・つよし)だ。
今季のツアー出場資格となる榎本のQTランキングは162位。レギュラーツアーの自力での出場はほぼ絶望的であり、ACNツアーへの出場も限られた大会となる厳しいランクだ。出場枠の繰り下がりによって今大会の出場権を得たのは、開幕直前となる当週月曜日の夕方5時というギリギリのタイミング。翌火曜日は地元・兵庫県でラウンドレッスンの仕事の予定が入っていたためそれを終えてから福岡へ向かい、博多駅に到着したのは夜8時半という強行日程であり、さらに言えば母校である関西学院大学ゴルフ部のコーチ業務やインドアレッスン業など、いくつもの仕事を何とか調整して挑んだ大会だった。
今季これまでに出場したACNツアー2試合は出場が事前に決まっていたので入念に準備して臨んだものの、「意気込みすぎました」と、あえなく予選落ち。今回はセカンドQTを1ヶ月後に控えるなかで「試合感覚を試せたらいいな」くらいの気持ちで急遽乗り込んできた。その良い意味でのリラックス感が良かったのかもしれない。2018年以来、8年ぶりの出場となった本大会。コースの様々な部分が変わっており、「手探り状態でしたね。バンカーとかも変わっている印象を受けました」とぶっつけ本番となったが、そのハンデをカバーしたのが絶好調のパッティングだった。
「昨日も今日もショットというより、ほとんどパットで獲ったバーディという感じでした。今日も4番ホールで右下から15メートルくらいから入るなど、2、3本長いのが決まってくれました」パットに助けられ、ノーボギーで自身のツアー最少ストローク「65」をマークし、圧巻のゴルフを見せつけた。
兵庫県出身の榎本は1992年生まれ。滝川第二高校時代の2008年には「関西高等学校ゴルフ選手権」を制し、関西学院大学時代も主力として活躍。2014年にプロ転向し2021年にはツアー外競技である『京都・滋賀オープン』で優勝している。
「今のポイント状況を考えても優勝以外はあまり意味がないと思っているので、明日は優勝だけを狙っていきたいです」
普段は練習をしすぎて疲れてしまうタイプだというが、「今日は疲れを残さないようにしっかり休みます」と最終日に向けた調整も冷静そのものだ。
予期せぬ急展開から掴んだ最高のチャンス。お世話になった方々からの応援を胸に、ツアー初勝利へと挑む。








