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日本オープンゴルフ選手権競技 2026

9アンダーで上昇。コボリ・カズマのルーツは?

漢字なら「小堀一磨」と表記する。
ニュージーランドのコボリ・カズマが2日目のリーダーボードに名前を載せた。




2023年にプロ転向し、翌年から欧州・DPワールドツアーで戦っており、日本ツアーはアマ期の2戦と、転向後は2024年の欧州共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」と、今季の豪州共催「ISPS HANDA Japan-Australasia Championship」(6位)に次ぐ、5戦目。

3アンダーの「67」で回った前日初日はグリーンの傾斜と、日本特有の芝質に苦しんだ。
「ヨーロッパと違って根が強いので。打ち込んだらクラブが刺さってしまう」。


きのうはそのせいで、低目のドローボールを試みた15番の2打目が前に飛ばせなかった。「なんとかパーは拾えたけど、痛い目に遭いましたので。払うように打たなくちゃ」。

反省したきょうは、ボギーなしの6バーディ「64」。
今季これまで3度トップ10入りした主戦場の欧州・DPワールドツアーでは現在フェアウェイキープ率1位の精度を誇る。

きのうは13番でダブルボギーを打つなど出入りが激しかったが、安定感とショット力を駆使してあっという間にアジャストし、「きょうはアップダウンもなくいいラウンドになりました。予選通過を目標にしていたので、トータル9アンダーは、自分の中ではほぼ100点みたいな感じです」。
上位での決勝進出に、笑顔がこぼれた。

2001年に長野県の軽井沢で生まれ、父・亮三さん、母・純子さんと共に5歳でニュージーランドに移住し、ジュニア期は同国代表としても活躍した。

今回は、昨年末以来の帰郷。
クライストチャーチの自宅では、ご両親と日本語でも話すが、やっぱり英語のほうが、会話はしやすい。「今週も、最初はちょっと困りましたが3日間で慣れてきました」と、囲み取材も日本語で流ちょうに対応。

「やっぱりお米がおいしくて。日本人だなーって思います」と、久々の故郷を噛み締める。

日本一を決める本大会の出場は初めて。
以前、中島啓太(なかじま・けいた)から本大会のレベルの高さを聞いていたのと、主戦場の欧州・DPワールドツアーは今週のインドから次週は韓国と、移動の便を考えても「こちらのほうが楽やなーと思って…」と、主催者推薦を受けての“帰省”を決めた。

優勝者に付与されるマスターズと全英オープンの出場資格ももちろん魅力的だ。
今年、2年ぶり2度目の出場を果たして28位の成績を残した「全英オープン」では、最終日に松山英樹との2サムプレーが実現し、「集中していて、お話はあんまりできなかったんですけど、いろいろ勉強になりました」と、収穫を語る。

2年連続の出場権と、オーガスタへの初切符をいっぺんに手にする絶好のチャンス。
「獲りたい気持ちは100%。でもそういうのを考えちゃうと、プレーに良くない影響があると思うので、自分のプレーに集中していけたら」。
ルーツのナショナルオープンで、今後の道を切り開く。