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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2026
埼玉栄高2年の沖田雫さんがローアマ獲得 プロの舞台で感じた差は「ショートゲーム」
トップジュニアら9人のアマチュアが出場した今大会、ローエストアマチュアを獲得したのは埼玉栄高校2年の沖田雫さんだった。
初日「73」の86位タイと出遅れたが、2日目に「69」で回り45位タイで予選通過を果たすと、最終日は5バーディ、ボギーなしの「67」をマークして通算7アンダー・17位タイでタイトルを獲得した。
「初日、2日目はボギーが多かったので、きょうは簡単なミスでボギーを打たないように心がけました。大満足の一日です」と有言実行のボギーなしでスコアを伸ばした。
予兆はあった。「スタートしてすぐ同組の前粟藏(俊太)プロが、『僕と回る選手はすごくスコアがよくなりがち』って話していたんです」
前粟藏の言葉通り、リズムよくバーディを重ね、ボギーを打たないラウンドになった。その理由を聞くと「(前粟藏の)お人柄だと思います。いいプレーをしたら褒めてくれるし、気持ちよく回ることができました。あの言葉は本当でした。きょうは前粟藏プロのおかげです」とローアマのタイトルを取れたことに感謝する。
ただ、ローアマを狙ってこの試合に臨んだわけではない。「優勝を狙ってきました」。ことしの日本ジュニアは7位タイ。昨年の全国高校選手権の団体戦は日本一に貢献した逸材。将来プロを目指す沖田にとっては、「どれぐらい通用するかとか、将来的に勝たなきゃいけない相手なので勝ちたいと思っていました」というプロの中に入ったときにどういう戦いが出来るかを試す絶好の機会だった。
今年の「Sansan KBCオーガスタ」でプロのトーナメントに初出場を果たすも、109位タイで予選落ち。「すごく緊張してガチガチでした」と力を発揮できずに終わってしまった。「あの緊張感があったから今週は、ほどよい緊張感でできました」と経験を早速糧にした。
出場したトーナメント2試合を通してプロとの感じた差は、「アプローチとパターだと思います。リカバリーです」。パーオンを逃してもボギーを打たず、パー5で2オンを狙ってグリーン周りまで運んだらしっかりバーディを取る。また、ロングパットの距離感、勝負どころで決めるパットにも違いがあった。
「バーディが取れる、取れないで1打差がつくし、そういう積み重ねでどんどん差が開くと思うんです」と肌で感じた。今大会も優勝スコアは20アンダー。その積み重ねが大きな差になったと分析し、今後の課題となった。
今回は石川遼が総合プロデュースするジュニア大会「「Japan Junior & College Masters」で2位に入って出場権を得られたが、プロの舞台に立てた経験はとても大きい。「これからもプロの試合をたくさん経験したいです」。世界で通用する選手の育成は石川遼が願うところ。沖田にとって有意義な3日間になったに違いない。








