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Shinhan Donghae Open 2026

“ハムスケ”の首位獲り。砂川公佑が名字にちなんだ“砂イチ締め”で最終日へ

ハムスケこと砂川公佑(すながわ・こうすけ)が、4打差の8位タイから出て、ボギーなしの7アンダー「65」をマークし、2位と1差の単独トップで最終日を迎える。




序盤はティショットが曲がり、2番のほか4番では右の木にくっつくピンチもあったが、4メートルの寄せワンパーで辛くも回避。
「ここで耐えれたのがよかった」と、4Uでべたピンバーディを奪った6番から、一気に3連続バーディ。

「そこからショットが修正できた」。
序盤の粘りを、後半のチャージへとつなげた。

8メートルを沈めた16番から今度上りの3連続は、最後18番で、あえて奥のバンカーに入れる策を選んで名字にちなんで「砂イチ(バンカーから寄せワン)」バーディ締め。
「川なら最悪。砂なら最高。今週はバンカーがいい」と、笑って話す余裕も見せた。

「緊張でうわー、とはなっていないけど。興奮はしています」。
V争い特有のアドレナリンはすでに出ている。

「優勝争いの感覚を楽しむために練習している」と、勝負師の顔ものぞかせ、プロ7年目の初Vを目前にして、「ついに楽しめる位置にきました」と、武者震いだ。

それでいて、自身の誕生日と組み合わせたインスタのアカウント名「hamusuke(ハムスケ)0423」の由来やまつわるエピソードについて、報道陣に愉快に明かす様子に気負いはない。
あれは幼少期。
飼っていたハムスター用の目薬に、お母さんが「ハム」と縦書きされた。

それを公佑の「公」と勘違いしたお父さんが、「公佑のならいいだろう」と、なんとご自分の目に点眼してしまう、という…。
「ハムスケ」にはそんなご家族との楽しい思い出も詰まっている。

ノホホン…とした穏やかな笑顔が引き寄せたのか。ギャラリーがみな韓国勢に声援を送る中、なぜか砂川の全プレーについて歩いてくれた韓国人ファンがお一人いたそうで、それも大いに力になっている。

最終日最終組に挑むのは、プレーオフの末に2位につけ、逆転の初シード入りを果たした昨年の「カシオワールドオープン」以来2回目。

共に回ることになった大阪学院時代の先輩の大堀裕次郎(おおほり・ゆうじろう)は、砂川が3位につけた先月の「Sansan KBCオーガスタ」でも3日目に同組で回ったそうで、「その時も公佑はめちゃくちゃ調子がよかった。明日も手ごわい相手になる」と警戒していた。

でも本人は、「調子も良いですし、この状態で優勝争いしてどこまで行けるかめちゃくちゃ楽しみ。優勝狙って頑張りたい」。
日韓の精鋭に追われても“ハムスケ”に気負いはない。