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ニュータス カップ in 利根パークゴルフ場 2026

目が開かなくなる不運も乗り越え。小林大河がにらむ“久常ルート”

先週のアクシデントを乗り越え、ルーキーの小林大河(こばやし・たいが)が、最終日に7アンダーの「63」をマーク。

7位タイで、無事3日間を戦い終えた。




予選の2ラウンドでもショットは好調だったがせっかく作ったチャンスを決め切れず。4アンダーの37位タイで最終ラウンドに進んでいた。

裏街道のインコースからスタートとなったこの日は一転してバーディを量産。
後半の5番パー5では手前から20ヤードのアプローチを直接決めるイーグルもあり、トップ10フィニッシュを決めた。

昨年12月にプロ転向し、ファイナルQT32位の資格で今季初参戦。
レギュラーツアーの出場資格も保持するが、先週の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」では初日の朝、目にゴミが混入。

「そのうち取れる、と思っていたら、だんだん見えなくなって、目が開かなくなった」と、スタート直後に無念の棄権。
眼科に駆け込むと、目に傷が入っていたようだ。

大事な初戦で悔しい思いをしたが、すでに「完治はした」と、今週は穴もあけずに済んだし大事に至らずよかった。

キャプテンとしてチームをけん引した日大4年時のハイライトは、松山英樹が発案したアマ予選会で優勝し、日本開催のPGAツアー「ベイカレントクラシック」に出場したこと。
期間中に松山から激励の言葉をもらえたり、日々トップランカーに紛れて憧れを強めた。

特に、学年がひとつ上の久常涼(ひさつね・りょう)はジュニア期から身近な存在で、目下、小林の目標もその「久常ルート」だ。
現在は、PGAツアーで戦う久常が、最初にその片鱗を見せたのがこのACNツアー(チャレンジトーナメント)で、2021年に年間3勝してレギュラーツアーの出場権を得ると、即初シードを確定。

22年もシード権を保持しながら、11月に欧州・DPワールドツアーの予選会を突破。
参戦初年度の23年に「フランスオープン」で優勝し、ランクトップ10の資格で24年からPGAツアーを転戦しており、今季は初制覇も目前かという活躍を続けている。

「久常さんが凄く刺激になっています」と小林。
「僕も早く海外でプレーしたい。そのためにも今年はACNツアーで3勝して、レギュラーツアーで戦うことが目標です」。

どんなアクシデントに遭っても夢は見失わない。