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1Rはサスペンデッド。木下、片岡、池村、米澤が悪天候下で3アンダー「68」

豪州とアジア共催、JGTO提携の「ニュージーランドオープン presented by Millbrook Resort」の第1ラウンドは悪天候のため、朝からスタートが3時間遅れた影響で、現地時間の20時15分に、日没サスペンデッドになった。残りのプレーは27日の朝7時40分にリスタートする見込み。

21人出場している日本勢で、ホールアウトができたのは12人。
その中で、木下稜介(きのした・りょうすけ)片岡尚之(かたおか・なおゆき)池村寛世(いけむら・ともよ)米澤蓮(よねざわ・れん)が3アンダーの「68」をマーク。

難条件に耐えて、暫定首位のマティアス・サンチェスと4打差発進した。

木下片岡は、共にリマーカブルコースを回った。
まだ荒天が残る時間からのスタートだったが、木下は、3つあるパー5ですべてチャンスを獲る3バーディと、ボギーなしでのプレー。


前半は特に大雨と、気温の低下に「こんなニュージーランドは初めて」と悲鳴を上げたが「前半のコンディションを考えたら上出来だと思います」と、うなずいた。

大会は、3年連続4回目の出場。
「例年の記憶があって、下りすごい速いところとか、重いと分かっていても、打てなかった」と、この日はいつにないウェットなグリーンのタッチに戸惑って、伸ばし切れない部分もあったが、「ショットがいい感じなので、自信を持って打てている。パーオン率も良かったので、非常に手ごたえは感じています」と、納得のスタートにつなげた。

片岡は、今季初戦で大会も初出場だ。


「午前中は、帰りたくなるくらい天気がやばかった」と序盤こそ、季節外れの悪天候にひるんだ場面もあったが、「悪いなりにも耐えれた部分もあったし、初戦の、久しぶりの試合でよくできたほうかなと思います」と、及第点をつけた。

4年ぶりの通算2勝目を飾った昨年の「日本オープン」で出場権を獲得したマスターズまで1か月ほど。

「球の高さを上げたい。体の使い方やクラブの使い方を変えたり、それを実戦でやるというのは難しいですけど、今週来週はできるチャンスなので。そのあとに生かしたいな」。
ニュージーランドから、初メジャーの大舞台を見据えながらのスタートとなった。


池村米澤は、選手間でも難しいといわれるコロネットコースでプレー。
でも池村は、むしろ翌2日目に回る予定のリマーカブルコースのほうが難しく感じるそうだ。


序盤は悪天候に見舞われた“得意コース”で、後半に4バーディ(1ボギー)と伸ばした。

今季こそアジアンツアーでのシード権確保を目標とし、21人いる日本勢の中でも唯一、アジア枠での参戦で、朝のスタート遅延も慣れたもの。
「遅れるとわかった時点でいったん帰って1時間ほど寝てきました」と、車で10分もかからない宿で心も体もリセットして出直し。
正午のティオフに合わせて1時間前に改めてコース入りした際は、季節外れの寒さと豪雨に「ニット帽を買おうか」と、迷ったそうだが、天候の回復につれて上昇した。

新コーチのもと、「トップで背中をターゲットに向けたままクラブを下ろしてくる」というジャスティン・ローズのスイングを参考に、矯正を重ねてきたツッコミ癖も「きょうは意識しながらできた」と、スコアにつなげた。

米澤は「きょうの天候は、最近のゴルフで一番きつかった」と、嘆息しながら、7メートルを沈めた16番を皮切りに、2メートル半を決めた17、18番とで上り3連続バーディ締め。


「アンダーパーで回れたらいいな、と思っていたので最後3つきてくれたのでよかった。自分のプレーができた」と、安堵した。
元JGAコーチで恩師のジョーンズさんを訪ねて隣国の豪州で、心技体を見直してからニュージーランドに入る毎オフのルーティンは今年も変わらず。
「しっかりと準備をして仕上げてきたので、あとはプレーで出し切るだけ」と、充実感を漂わせた。

⛳「ニュージーランドオープン(New Zealand Open presented by Millbrook Resort)」
<概要>アジアンツアーとPGA of Australia(豪州ツアー)共催、JGTO提携
<開催コース>ミルブルックリゾート(NZクイーンズタウン)
<時差>日本より4時間早い
<賞金>総額200万NZ$(約1億8500万円)、優勝36万NZ$(約3330万円)
<特典>最上位者に全英オープン(7月16ー19日、ロイヤルバークデール)の出場権
<競技形式>72ホールストロークプレーのプロアマ形式戦
・1、2R=コロネットCとリマーカブルCを交互に1Rずつプレー
・2R後にプロ&チーム予選カット
・3、4R=コロネットCとリマーカブルCの複合Cをプレー
・3R後に上位10チームが4Rへ
<主なJGTO&日本選手>
比嘉一貴(25年アジアンツアー年間王者)、生源寺龍憲、大岩龍一、比嘉一貴、堀川未来夢、片岡尚之、吉田泰基、河本力、佐藤大平、米澤蓮、木下稜介、下家秀琉、勝俣陵、細野勇策、清水大成、岩田寛、小斉平優和、阿久津未来也、池村寛世、マイケル・ヘンドリー、鍋谷太一、中野麟太朗、ジェイブ・クルーガー、ブラッド・ケネディ、コ・タイチ―、森下響