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ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント 2025
まだ聞き慣れない名前のひびき…。自身4戦目の森下響が8位発進
見慣れない名前が混戦のリーダーボードに登場した。森下響(もりした・きょう)は、まだツアーメンバー登録がない22歳。

主催者推薦をいただいた本大会が、やっと自身のレギュラー4戦目だ。
「ドライバーが最大の強み」と、自慢の飛距離を駆使して、前半アウトの2番と7番でハーフ2イーグルをマーク。4アンダーの「67」で8位タイの好発進した。
13歳で単身、米留学し23年に帰国。出身の兵庫県尼崎に拠点を戻して日本ツアーでキャリアをスタートさせた。
11月の声を聞く今も、「上着を着ると調子がよくない…」と、この日も半袖を貫くスタイルには、今年1月に、ぐうぜん宮崎で出会った永久シード選手の片山晋呉(かたやま・しんご)も着眼。
「真冬に短パン・半袖でやっていたら、面白いやつだな、と」。
気に入られて合宿に混ぜてもらえるように。
先月30ー31日に行われた地区競技「近畿オープン」で、プロ初優勝を飾ったVスピーチでは「片山さんに教えてもらったおかげ」と、感謝を添えることも忘れなかった。
まだツアーの出場資格がなく、次週は熊本で、QTセカンドが控える。
「だからもし今週トップ10でも、来週(三井住友VISA太平洋マスタ―ズ)は出られない」と明かすが、「2位に入ったら…ちょっと考えてみようかな」と、一発初シード入りへの意欲もちらり。
「僕は優勝しか狙うものはないので」と、2日目以降も攻めまくるつもり。
ちなみに本大会は予選会を突破して出場を果たした森下蓮(もりした・れん)は、5つ上の兄。
「初めて一緒に出れたんですよ!」。
「響」と書いて「きょう」と読む名前のひびきもいい感じ。
森下きょうだいの今後の行方にも注目だ。









