ディライトワークスゴルフツアー（DWGT）で優勝を飾り、今週の出場資格を得た宮城慎太郎が予選会の勢いのままに好スタートを切った。

この日の宮城は６バーディ、１ボギーの5アンダー65という内容。冷たい雨が１日降り続き、飛距離がガクンと落ちる中、持ち味のゲームメイク力を発揮した。

「グリーンが柔らかくて、しっかりピンに対して打っていかなければならないので、縦距離を合わせるのがポイントになりそうです」と話していた宮城。自身の持ち味もまさにショットの距離感の良さで、多くのチャンスを作り出した。

ただ、前半はそのチャンスを活かしきれなかった。

「決めたいパットがなかなか決められず。ただ、折り返しのホールでアドレスでちょっとした気付きがあって、そこを修正したら後半は４バーディをとることができました」。

大袈裟かもしれないが失うものは何もない。そんな強さを今週の宮城は心に秘めている。限られたチャンスかもしれないが、それを活かせるかどうかは自分次第。明日の２日目も気持ちを強く持ち、自分のゴルフをやり切ることに徹するつもりだ。

• 宮城 慎太郎