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ケーダッシュセカンドチャレンジカップ in 茨城 2025

照屋佑唯智が2位以下に4打差をつけて単独首位浮上

茨城県のサザンヤードカントリークラブを舞台に行われた『ケーダッシュセカンドチャレンジカップin茨城』のセカンドラウンド。6アンダーの2位タイからスタートした照屋佑唯智がこの日のベストスコアとなる8アンダー62をマーク。通算14アンダーまでスコアを伸ばし、2位以下に4打差をつける単独首位で明日の最終日を迎える。

「内容は完璧ですね。ボギーを打たないようにだけを考えてプレーしていました。そうしたら結果的にこのようなスコアが出てくれた感じです」。

 

ボギーを打たないように。言葉で言うのは簡単だが、実際はプロでもそうはできないもの。照屋が心掛けていることはセイフティな攻めだ。外しても寄せやすいところを常に頭に入れている。

実は照屋は今週の週頭に日本オープン予選に出場していたこともあり練習ラウンドをせずのぶっつけ本番で試合にのぞんでいる。

日本オープン予選は4位タイで見事に通過しているが、その際の2ラウンドと今週の2ラウンドを合わせた4ラウンドで、未だ照屋はボギーを打っていない。日本オープンではとにかくボギーを打たずに我慢するゴルフを強いられるが、今の照屋はそのスタイルが好結果に結びついている。

ボギーを打たなければこうやって上位で戦える。そう実感しながら今週はプレーしているに違いない。

野球やサッカーなど他のスポーツに例えるなら失点さえしなければ負けることはない。そんな考え方に近いのかもしれない。大叩きすることなく、着実にスコアを積み重ねて訪れたチャンスはものにする。シンプルだが確実性の高いゴルフを展開する照屋が明日の最終日に頂点を目指す。


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