記事
住地ゴルフチャレンジトーナメント 2025
予選会突破の猿田勝大は10年に1度の周期で「今が一番ゴルフが楽しいです」
9バーディ、1ボイギーの8アンダー64をマークした猿田勝大が首位と1打差の4位タイの好スタートを切った。
今シーズンは出場できる試合が限られており、照準はクオリファイングトーナメントという状況だったが、今大会の予選会に出場。9アンダーをマークして出場資格を獲得した。
「予選会も良かったのでコースとの相性がいいんでしょうね。今日は本当にパターがよく入ってくれました。ショットはそれほど良くは無かったんですけど、パターが良かったですね。8番のパー3のボギーはスコア的にも気持ち的にもちょっと余裕があったので狙いにいっちゃいましたね。そうしたらとんでもないところに飛んで楽々ボギーでした(笑)」。
スコアが良かったから当然だが、つまらないボギーを叩いても表情は明るい。
「10年1度くらいの感覚でゴルフの調子が良くて、今は本当にゴルフが楽しいですよ」と笑顔で話す表情からは充実感が溢れている。
ショットの好調さはさておき、ウィークポイントになっていたパットを克服できたのが大きいようだ。その立役者が最近巷でも話題になっているゼロトルクパターだ。
「元々上手く打てている人にとっては必要ないかもしれないですけど、上手く打てなくなった人にはチャンスがあるパターだと思います。ゴルフをやってきて初めてボールの転がりがいいという感覚を持ちました」。
狙ったところにきっちり打ち出せる安心感はもちろんのこと、ボールの転がりが良くなったことで、ラインの読みも浅めになり強く打てるようになった。結果、カップインする確率が高くなり、今日のようなバーディ量産が起きるようになったわけだ。
明日以降も伸ばし合いになるだろうがパッティングの好調さは大きな武器になる。予選会からの頂点獲得も夢ではない。















