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リシャール・ミル チャリティトーナメント 2025

作田大地が地元・石川県の小学校でゴルフ伝道活動

石川県白山市出身の作田大地(さくだ・だいち)が、石川県宝達志水町立押水小学校を訪れ、スナッグゴルフの実技講習会と講話を行った。

今回のゴルフ伝道活動は、開幕を再来週に控える『リシャール・ミル チャリティトーナメント』開催コースの能登カントリークラブにほど近い押水小学校が舞台となり、トーナメント社会貢献活動の一環として実施された。


作田は「せっかく石川県出身で、再来週の大会のために何かできればと思って」と始まる前から意気込み十分。

この日は気温30度を超える真夏日となり、少し動いただけでも汗が滴り落ちる中、5年生の児童たちは元気いっぱいに校庭へ集合。「今日はよろしくお願いします!」と明るくあいさつを交わすと、スナッグゴルフの基本動作を学びながら実技にチャレンジ。子どもたちはすぐに夢中になり、楽しそうな笑顔が広がった。




作田は生徒一人ひとりに声をかけながら、フォームや打ち方を丁寧にアドバイス。ナイスショットが決まるたびに「やったー!」と歓声が上がり、失敗しても「もう一回やりたい!」と前向きな声が飛び交い、笑顔と拍手の絶えない時間となった。


暑さが厳しさを増す中、安全面を考慮して、途中から活動は校舎内へ移動したが、室内でも熱気はそのまま。

プロとの対決イベントでは、ジャンケンで勝ち抜いた児童が作田に挑戦し、見事勝利。サイン入りキャップをプレゼントされると、みんなからは大きな拍手と「いいなあ」という声が次々に上がった。



続く講話「夢を持とう」では、ゴルフ練習場を営んでいた祖父の影響で小学3年生からクラブを握り始めたこと、プロになるまでの厳しい道のり、そして昨年の初優勝までを、自身の言葉で丁寧に語った。

最後には質問コーナーもあり、「好きな食べ物は?」「どれくらい練習してるの?」「どんな練習をしているの?」といった質問が次々と。

「小学校のときに苦手だった教科は?」という質問には、「算数かな。中学・高校になって数学に変わってからもずっと苦手でした」と答えると、あちこちから「一緒〜!」という声が上がり、場が一気に和んだ。1人の児童から算数が好きになるコツを教えてもらう場面もあり、思いがけない“逆アドバイス”に作田も笑顔を見せていた。

講話のあとは、5年生の児童たちを対象にサイン対応の時間。下敷きや連絡帳、筆箱など、思い思いのアイテムにサインをもらった子どもたちは「やった!」と目を輝かせ、作田も少し照れくさそうにうれしそうな表情を浮かべていた。



講話が終わると、お待ちかねの給食の時間。

5年生と一緒に給食を囲み、作田は一つの席にとどまらず、いろいろな机を転々としながら、できるだけ多くの子どもたちと話し、質問にも気さくに応じながら、最後まで楽しく交流を続けた。


 

「みんな元気ですね。今日はたくさんエネルギーをもらえました」と、最後は晴れやかな表情で振り返った。



地元開催の「リシャール・ミル チャリティトーナメント」は、いよいよ2週間後に迫る。

「作田プロ頑張れ~!」

地元の子どもたちに夢を託された作田のプレーに、期待がかかる。

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