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南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメント 2025

地元秋田出身の鈴木之人が今年は自力で出場権を勝ち取る

「狙うは今年こそ優勝です」。

そう言い切るのは秋田県出身で、舞台となる南秋田カントリークラブを隅々まで知り尽くしている鈴木之人だ。

昨年のQTで失敗して、今年は国内での出場機会は限られている。試合を求めて台湾ツアーなどにも参戦しているが『南秋田CCみちのくチャレンジトーナメント』だけは、何があっても出場したかったと鈴木。

 

「初めてプロの試合を見たのがこの試合でした。学校を休んで。(笑)自分にとって特別な試合であることは間違いありません。だからこそ何があっても出場したかったんです」。

おそらく、地元ということで推薦をもらえる可能性は大きかったと思うが、今年は予選会を見事に突破して出場資格を勝ち取った。

「特に調子が良かったわけではないんです。でも当日は社長も会場にいらして『頼むぞ』とはっぱをかけられたので、なんとしてでもという思いがありました」。

まさに気持ちがボールに乗り移った結果だった。

ただ、本戦出場がゴールではない。今シーズンはファーストQTからの挑戦で、長く厳しい戦いが強いられるだろうが、そこに弾みをつけるためにも、地元での試合できっかけをつかみたい。「今年こそは優勝を目指す」という言葉に例年以上の気迫を感じた。


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