競技は、1番ホールに特設されたスナッグゴルフコースで行われ、フェアウェイの芝生はキレイに刈りこまれ、アンジュレーションがあり、早いグリーンに苦戦する選手が多い中、個人戦は、昨年度スナッグゴルフ全国大会に出場した、千徳小4年生の太田莉心さんが2位に4打差をつけつ31ストローク5アンダーで回り、2連覇、10代目となる総合優勝者となった。
団体の部では昨年度全国大会に出場した千徳小と過去に何度も全国大会に出場した崎山小学校の2校による予選会となり、千徳小学校が3回目となる全国大会への出場権を獲得した。
千徳小では校長自らの熱血指導で、子どもたちはメキメキと腕を上げ、多くの選手が出場、校長先生が応援する中、見事練習の成果を存分に発揮した。
千徳小学校では放課後に校庭を開放、スナッグゴルフの練習ができる環境を用意しているそうだ。
また、この大会を盛り上げようとスコアラー業務を行いながら子ども達と一緒に交流参加した宮古市ゴルフ愛好の部は、佐々木勝利さんがアルバトロスを達成するなど、優勝し2連覇を達成、優勝副賞のパイナップルを獲得した。
宮古市では、東日本大震災からの復興を願って、日本ゴルフツアー機構からスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈が、市内全13校に行き届いており、その道具を活用した活動が続いており、昨年度より参加者も増え多くの選手が出場してくれた。
大会当日も宮古市と宮古市教育委員会から、部署の垣根を越えて沢山の職員が応援に駆け付け、受付やコース設営、そして片付けまで、地元の子どもたちのイベントに積極的に参画し汗を流して応援してくれた。
宮古カントリークラブは岩手県唯一のシーサイドコースで、複雑に入り組んだリアス式海岸の高台に造成され、名物ホールの海越えのパー3があるなど、眼下に太平洋を望みながらプレーできる風光明媚なゴルフ場。
数多くの競技会が開催されるなど、技術を最大限に引き出してくれる難易度の高いコースだ。
全国大会に出場を決めた千徳小学校の選手が練習する為、放課後にゴルフ場を開放するなど、ジュニア育成にも力を入れている。
又、宮古市での活動による大会が10回を迎えた事を記念して、宮古市と宮古市教育委員会より大漁旗がJGTO日本ゴルフツアー機構に贈られました。
スナッグゴルフ対抗戦第4回岩手県予選会
(9ホール/507ヤード/パー36)
<団体の部>
優勝 宮古市立千徳小学校 105ストローク<全国大会出場>
2位 宮古市立崎山小学校 145ストローク
第10回宮古市長杯スナッグゴルフ大会成績
(9ホール/507ヤード/パー36)
●総合優勝者
太田莉心(千徳小4年)31ストローク5アンダー
●6年生の部
優勝 大井慎二郎(磯鶏小)35ストローク1アンダー
●5年生の部
優勝 畠山夏美(磯鶏小)44ストローク
●4年生の部
優勝 太田莉心(千徳小)31
2位 狩野さくら(千徳小)37
3位 木村舞花(千徳小)37
4位 木村梨緒(千徳小)38
5位 野邑鴻太(千徳小)39
6位T 小野寺七海(千徳小)40
竹下彩(千徳小)40
8位 熱海裕衣(千徳小)41
9位 伊藤華愛(千徳小)43
10位 中島永嗣(津軽石小)45
11位 木村笑舞(千徳小)60
●3年生の部
優勝 橋場颯汰(崎山小)38ストローク
2位 博田千仁(山口小)38
3位 坂本千隼(崎山小)52
4位T 野崎健(崎山小)55
三上羽奏(崎山小)55
6位 芳賀帆乃佳(千徳小)59
●2年生の部
木村涼介(千徳小)57ストローク
●一般の部(母校)
優勝 佐々木勝利(田老第一)27ストローク9アンダー
2位 水梨仁希(崎山)32
3位 佐々木毅(鍬ヶ崎)33
●アルバトロス
野邑鴻太(千徳小4年 )3番ホール81ヤード
<大会に御協力頂いた方々>
宮古市長・山本正德さん
宮古市教育委員会・教育長・伊藤晃二さん
宮古カントリークラブ・副支配人・工藤弘志さん
宮古市教育委員会・生涯学習課長・佐々木雅明さん
宮古市役所の皆さん
宮古カントリークラブの皆さん
【宮古市でのスナッグゴルフ導入実績(13校)】
2013→崎山/鍬ヶ崎/小国(2018閉校)/赤前(2022閉校)
2014→津軽石(宮本勝昌プロ寄贈)
2015→磯鶏/花輪/田老第一
2020→高浜/新里
2023→宮古/山口/千徳/重茂/川井