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ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山 2025

次につながるバーディ締め!杉本スティーブは収穫半分、悔しさ半分

首位とは1打差。絶好の位置でスタートした杉本スティーブだったが、最終日はかなり緊張していた。

「優勝はできませんでしたが、プレッシャーの中で良いプレーができたのは嬉しいですね」。

パッティングの際は手が震えるほど緊張していたと言う。いつもポーカーフェースで喜怒哀楽をあまり出さないタイプのスティーブだが、内心は成績を出すためにいつも必死で戦っているのだ。

 

最終18番パー5では2オンに成功。最終組の一つ前でプレーしていたスティーブにとって、その時点でイーグルを取ればタイ、バーディで1打差に迫った状態で最終組の勝亦悠斗にプレッシャーを与えることができた。


 

結果的には勝亦が最終ホールをバーディとしたため、イーグルでも届かなかったが、3パットだけはしたくなかった。

「2位タイと単独2位では気分も全然違うので、3パットをしたくないのもありましたが、絶対に決めたかったです」。

ファーストパットをオーバーした後の返しの約1.5mをきっちり沈めて拳を握りしめた。

通算13アンダーの2位はこれまでのベストフィニッシュ。

スティーブが日本で勝つ日はそう遠くはないはずだ。