『太平洋クラブチャレンジトーナメント』で８位タイに入り、今週の出場資格を獲得した田中元基。福岡県出身で、良い流れを今週も継続させたい。

昨年はレギュラーツアーとＡＣＮツアーの両方に参戦し、スケジュール面で慣れない部分があり、試合から試合へある意味でぶっつけ本番のような感覚で挑んでいた。要は準備不十分で試合に出場せざるをえなかった。結果的にはそれがレギュラーツアーで戦い続けている選手と自分との差だということも痛感した。悪い流れのままサードQTで敗退し、今年は出場機会が限られているわけだが、それが自分のゴルフを見直す時間となっている。

「試合が無いので、しっかり練習することができています。今年は出場できる試合が限られていますが、その分いい状態で入れていると思います」。

芥屋ゴルフ倶楽部に対しては、持ち球がフェードの田中にとって、少々ティショットが打ちにくいとのことだが、そこを克服してこそ上位進出、さらには優勝が見えてくる。

地元福岡という精神的なアドバンテージも活かしたいところだ。

• 田中 元基