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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2005

2005 ファイナルQT 初日 昨年トップ通過の前田雄大がトップ発進!

寒さとの戦いを強いられる尾崎健夫。頑張れ!ジェット
来シーズンの出場権をかけた最後の戦い"ファイナルクォリファイングトーナメント
(以下ファイナルQT)が"火の国"熊本で幕を開けた。

昨年までのKochi黒潮カントリークラブ(高知県)から今年新たに熊本県のくまもと中央カントリークラブとグランドチャンピオンゴルフクラブに舞台を移し装いも新たに行なわれているファイナルQT。
大会初日一時霧雨がパラついたが、うす曇、微風、最高気温12度というとても火の国とは、ほど遠い寒々とした中、試合は熾烈な熱い男達の戦いが繰り広げられた。

6日間108ホールの長い戦いの初日トップに立ったのは、昨年のファイナルQTで見事1位通過を果たした前田雄大。先週終了時の賞金ランキングでは22試合参戦したものの98位と初シードとはならなかった。くまもと中央でのラウンドとなった初日、7バーディ、1ボギーの66(-6)とパー5ホールすべて
バーディを奪うゴルフで昨年の最終日に続き単独トップのロケットスタートをきった。

先週のカシオワールドオープン終了時の賞金ランキングで74位までが来季の出場資格を保持できた。生涯獲得賞金ランキング25位以内の資格で今年出場してきた尾崎健夫は、惜しくも賞金ランキング78位とあと一歩の所で来季の出場権を逃してしまった。ジェット自身初めて味会うファイナルクォリファイングトーナメント。普通の試合とはまた違った気持ちの中でのプレーとなった初日73と出遅れてしまった。「プレッシャーみたいなものは特に感じてはいないけど、とにかく寒い中でのプレーだったね。」スタートも4組目の8時30分スタート。51歳という年齢を除いても、手がかじかんでしまうほどの時間帯。「こちらのコースはトリッキーで難しかった。今日のスコアは良くないスコアだったけど、でもあと5日間あるし、じっくり、ゆっくりとある程度試合に出れる目標の20位以内を目指すよ。明日からは暖かくなるといいね。」と明日からの巻き返しを語ってくれた。

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