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長嶋茂雄さんが死去「もう一度、お会いしたかった」選手会長・谷原秀人が哀悼の意

プロ野球・読売巨人軍の終身名誉監督の長嶋茂雄さんが3日、死去された。

男子ゴルフのJGTOでは「セガサミーカップ」の3回大会(2007年)から大会名誉会長にご就任。
大会名も「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」と、お名前を冠し、昨年の2024年大会まで長きにわたり男子ゴルフにも深い愛情を注いでくださった。

選手たちはみな表彰式で、ミスターから直接、優勝杯を受け取ることをモチベーションにした。
会場へのご来場が難しくなってからも、ご自宅での大会観戦を楽しみにしてくださり、毎年、必ず心のこもった祝辞や激励を選手たちに届けてくださった。
みなミスターと再会できる日を心待ちにしていたが、帰らぬ人となった。

突然の訃報に際し、2016年の大会覇者で、ジャパンゴルフツアー選手会会長の谷原秀人がミスターの思い出と共に、哀悼の意を捧げます。

「練習ラウンド中に訃報を知り、ただただ驚いています。
私は、2016年のセガサミーカップで優勝させていただいたのですが、最終日のプレー中に、長嶋さんがカートで駆け付けてくださった瞬間にバーディ。とてつもないパワーをいただきました。表彰式でも『これからも頑張って』とお声をかけていただいた思い出は、今も宝ものです。

ベテランも若手もみんなが会場で長嶋さんにお会いできることをモチベーションに頑張りました。国民的に愛された偉大な方ですし、僕らJGTO選手もみな本当にショックを受けています。
もう一度、お会いしたかった。選手全員の思いです。

大会を通じ、僕らJGTO選手にも深い愛情を注いでいただき、本当にありがとうございました。
長嶋さんの名前を冠した大会は、JGTOの歴史に永遠に残ります。
これまでの男子ゴルフへのご理解とご支援に深く感謝申し上げますと共に、心よりご冥福をお祈りします」
ジャパンゴルフツアー選手会会長・谷原秀人

これからも忘れません