記事
日本プロゴルフ選手権大会 2025
2日連続のホールインワン⛳きょうは50歳の寺岡裕隆が達成
初日の塚田よおすけに続いて、きょう2日目にホールインワンを達成したのは、50歳の寺岡裕隆(てらおか・ひろたか)。
4つのパー3のうち、もっとも距離が短い実測126ヤードの4番でPWを振ったら、「右側からこう……入った感じ」と、身振り手振りで「ばっちり見えました!」と、大喜びだった。
ただ、「そのあとはドキドキしちゃって。浮足立っちゃった」と、全体スコアで巻き返すことができずに、通算7オーバーで予選敗退は確実。2005年にPGAのプロ入会したが、レギュラー出場は、いずれも地区予選を突破して初出場を果たした2019年大会に続いて、これが2戦目。
「前回よりは落ち着いてやれたと思うのですが、練習ではフェアウェイに行っていたのに、本戦では全然行かないんです…。緊張でこんなに曲がるのか、と」。再び初の決勝進出を逃してがっくりだ。
「でも、この年になってレギュラーに出られるとは思っていない。自分でもびっくりでしたが、とてもいい経験ができました」と、充実感はある。
目下、目標はシニアツアーでの活躍だ。
“転向初年度”の今年は、予選会で失敗し、出場権が得られなかったが「これからもトライしていきます。次は、日本シニアオープンの予選会に挑戦します。また必ず権利を取って、今度は試合で賞金をもって帰れるように」。
今回は、ひとまず三甲株式会社と主催の公益社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)から頂いたホールインワン賞の10万円を大事そうに抱えて「ありがたいです!」。
感謝しながら帰路についた。
なお、50歳でのホールインワン達成は、本大会では2005年の山本善隆(54歳)に次ぐ2番目の年長記録となりました(詳細な記録が残る1985年以降)。
※当初、寺岡プロの誕生日を誤って記載しておりました。お詫びして訂正いたします。申し訳ございませんでした。









