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ヨンハンと杉浦がハーバートと三つ巴の首位獲り(アジアンツアー)

日本開催のアジアンツアーは3日目。
千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブで10日、「インターナショナルシリーズジャパン」の第3ラウンドが行われ、初日から首位を走る豪のルーカス・ハーバートに、JGTO選手の宋永漢(ソン・ヨンハン)杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)が追い付いた。
2位と2打差をつける3人タイの通算13アンダーで、最終ラウンドを迎える。スコア速報


この日は前半、ボギーが先行したハーバートが一時後退。そのすきに、ヨンハンと杉浦が首位争いを始めた。
杉浦は1番で、初日から続けた連続ボギーなしの記録をさっそく途切らせたが、すぐ2番で取り返すと、4番から3連続バーディ。


    後半は14番のバーディと、343ヤードの16番パー4では2メートルのワンオン⇒イーグルでヨンハンに2打差をつけ、一気に抜け出たが、最後18番で風を読み間違えボギー。

    バーディフィニッシュのヨンハンと、16番に続くこの日2個目のイーグルで上ったハーバートとで、三つ巴の首位フィニッシュとなった。

    悔しい上がり方にはなったが「トップで最終日を迎えられるのはすごく嬉しいです」と、述べた杉浦。
    「緊張しますけど、そういうのも楽しみ。優勝できるように頑張ります」。

    共に最終日最終組に挑むヨンハンも、「明日は自分の実力を全部出していい勝負になるといい」と、意気込んだ。



    そのほか、竹安俊也(たけやす・しゅんや)が通算9アンダーで7位タイ。
    18、19年JGTO賞金王の今平周吾(いまひら・しゅうご)が通算8アンダーで10位タイ。22年同賞金王の比嘉一貴(ひが・かずき)が通算7アンダーの13位タイで続く。

    本大会は31人のJGTO選手が出場し、18人が予選通過している。3日目スコア