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浜松市立入野小学校でスナッグゴルフ実技講習会を実施(5月1日)

静岡県浜松市立入野小学校でスナッグゴルフ実技講習会が行われ、5年生81人がパット、チップショット、フルショットに加え、代表児童と講師プロによるガチンコ対決でゲームの楽しみ方も学んだ。



この活動は、ヤマハ浜松市、そして日本ゴルフツアー機構(JGTO)によるゴルフ普及策として2023年より始動した取り組みで、市内97校のうち18校がスナッグゴルフ・スクールセットの寄贈導入を受け、導入校では順次実技講習会が行われている。


入野小学校には昨年5月に藤田寛之が訪問しているが、それをきっかけにクラブ活動にスナッグゴルフが採用され、正規の授業時間の中でゴルフが取り入れられているが、更にその活動を拡大しようと、5年生を対象とした実技講習会のリクエストがあり、一年おいての再度の実施となった。



この日の実技講習会で講師を務めたのは、ヤマハジュニアゴルフスクールのコーチである阿部貴宏プロ。
ゴルフ経験者はごく僅かという、ほとんどの児童が初めての体験となる講習会ではあったが、要点を絞った丁寧な指導により、子どもたちはどんどん上達し、更にゲーム性も取り入れて盛り上がりのある実技講習会となった。



ヤマハ浜松市とJGTOの取り組みには、早くも成果が出ている。
昨年の全国大会に静岡県を代表して出場の、浜松市立北浜東小の選手が、スナッグゴルフとゴルフに更なる情熱を燃やし、全国大会後にヤマハジュニアゴルフスクールに入り、ゴルフの練習を開始したという。


全国的な取り組みの中で、スナッグゴルフからゴルフにつながる組織的な仕組みの実例が、茨城県笠間市福島県西郷村など、まだまだその成功例が限られる中、僅か一人とはいえ、ゴルフへの道筋が作られた新たな一例と言える。



折角、小学校で3年から4年に渡りスナッグゴルフでゴルフを体験し学びながらも、中学校への進学と同時に、部活動にゴルフが無いため、他の種目に移行してゴルフが途切れるという大きな課題があるが、この取り組みにより、その受け皿が作られる新しい例でもあり、この活動には大きな注目が集まっている。



【日本ゴルフツアー機構・ヤマハ・浜松市との取り組み】
一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)では、男子プロゴルフトーナメントの開催自治体や震災復興に取り組む自治体と連携し、小学生が手軽に、校庭や体育館でプレーできるスナッグゴルフを活用したゴルフの底辺拡大活動を 2003 年から展開。
しかし、進学する中学校にゴルフ部が無いため継続したゴルフへの引継ぎが課題となっており、そこでヤマハ株式会社(本社:浜松市)が展開する「ヤマハジュニアゴルフスクール(校長:藤田寛之プロ)」と連携、小学校でスナッグゴルフを経験した子どもたちの受け皿となり、スナッグゴルフからゴルフへのステップアップと、継続したゴルフを学ぶ機会を提供していくべく、浜松市内全校(97 校/2024年度末時点)へのスナッグゴルフの導入を計画しています(2024年度末までに18校導入済み)。