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木下康平が母校での二回目のスナッグゴルフ実技講習会(1月27日)

熊本地震からの復興を願いスナッグゴルフ•スクールセットの寄贈を受けた、熊本県合志市立南ヶ丘小学校で、クラブ活動の時間を活用しての実技講習会が行われ、4年生から6年生までの40人が参加し、児童たちにとっては初めてとなるニュースポーツを学んだ。



講師を務めたのは南ヶ丘小学校が母校という木下康平

2017年11月に『ゴルフ伝道』による普及活動で初めて訪れて以来2回目の訪問となるが、やや活動が停滞してしまっていたところ、クラブ活動を担当する先生が、児童たちからのリクエストを聞いて「ゴルフをしよう」ということになり、「せっかく頂いた用具も活用したい」との、先生からの熱烈オファーもあっての講習会の実現となった。

それもそのはず、この小学校の卒業生は木下康平だけではなく、昨年の大活躍でJLPGAツアー年間女王に輝いた竹田麗央もその一人で、それらの影響もありゴルフを真剣に取り組んでいる児童もいるそうだ。



雨予報のため体育館で行われた実技講習会は、クラブ活動の45分間という限られた時間の中ではあったが、パットやチップショットにフルショット、更には代表児童との対戦まで、コンパクトに凝縮した指導が行われた。



体験した児童たちは、「初めてやったけど楽しかったので今度ゴルフに遊びに行きたい」とか、「ゴルフをあまり気にしたことがなかったけど今はちょっと好きになりました、サインください!!」と笑いを誘う感想も発表された。

また、木下から「ゴルフと野球とどっちが難しい?」との質問に「野球」と即答した児童に対しては「プロ野球選手もゴルフを楽しんでいる人が多いので野球とゴルフを楽しむといいね」とのアドバイスもあった。

最後に卒業生であり大先輩の木下からは「将来なにをしたいかまだ決まっていない人も、いろんな道があると思うので、まずなんでも楽しんでほしい」とエールを送った。



木下が1回目に訪れた2017年11月は、震災から1年半が経過した頃とはいえ、街はまだまだ復興には程遠い状況で、壊れた住宅がいたるところで残っており、自然がもたらすその威力の大きさを伺わせる様子があちらこちらで見られた。

木下自身も自宅が壊れ、しばらくの間は同じ熊本県出身の女子プロゴルファーの笠りつ子さんのお宅に居候していたという。

そんな経験もあり、「熊本のためにがんばりたい」と自身のプレー以上に地元への貢献には強い気持ちを持っている。



昨年2024年シーズンも、自ら企画した『くまもとジュニアレッスン会』で県内のジュニアゴルファーを招待してのイベントを開催するなど、精力的な活動を推進しているほか、スナッグゴルフ全国大会では、子どもたちと同じクラブ同じボール同じ距離で競う『JGTOドリームチーム』の選抜メンバーとして、5回の最多出場を誇る小田孔明に次いで4回目の選抜出場で子どもたちを楽しませた。



そんな昨シーズンは終盤で足首を捻挫するアクシデントから、今シーズンはフル参戦とはならないが、九州では多くの地域大会があり、そこからチャンスを掴んでの更なる活躍に期待がかかる。



【happy wedding 】

母校での実技講習会が行われた前日の1月26日(日)に熊本市内で木下康平プロ&樹さんの結婚式が行われました‼︎おめでとうございます!!