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LANDIC CHALLENGE 11  2024

猛チャージの大岩龍一はあと一歩届かずも手応え感じる2位タイ

首位とは4打差、4アンダーの20位タイからのスタートで最終日は伸ばすしかなかった。

ただ、この日の大岩龍一はやるべきことに集中できていた。

 

昨シーズンはシードから陥落。ファイナルQTで11位に入り、今季はレギュラーツアーとABEMAツアーの両方に参戦中だ。本人はもちろんのこと、周囲もいち早くシード復帰を願っているが、どうもゴルフの調子がしっくりこない。

そんな中、転機が訪れたのは先週のこと。『BMW日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ』に出場していた大岩だが、あえなく予選落ち。そこで2日目の夕方に練習場で打ち込んでいた時に、たまたま練習していた山田大晟にアドバイスを求めた。

「大晟さんもドローヒッターなので、どういう風にドローを考えているのかを聞いてみたかったと言うのはあります。技術的なことで、それはすべての人に当てはまるのかと言うと、当てはまらない内容ですけど、完全に技術的なアドバイスをしてもらいました」。

 

この日の大岩は7バーディ、1ボギーの6アンダー6616番のボギーと、最終18番パー5でバーディが獲れなかったのは悔やまれるが、それでも手応えを感じたラウンドになったことは間違いない。

「今季のベストフィニッシュができればいいなと思っていたんですが、苦手な芥屋をうまくマネージメントして、うまくハマったのがよかったです。膝の怪我もありましたが、昨シーズンからティショットが不調になって、それがきっかけでシードを落として。QTではうまくできたんですけど、今シーズンに入ってもあまり良くなくて。先週のアドバイスがいい感じで活きたと思います」。

上り調子になってきた大岩がこの後のシーズンでどのようなプレーを見せてくれるのか楽しみになってきた。

「せっかくと言う言い方も変ですが、ABEMAのほうにも戻ってきたので、ABEMAでも勝ちたいと思います!」。