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ディライトワークス JGTO ファイナル 2023

惜しくも年間3勝目を逃した生源寺龍憲。この悔しさはレギュラーで晴らす!

首位と1打差の13アンダーの2位からスタートした生源寺龍憲。逆転での今季3勝目を狙ったが、1ストローク足らずの2位タイに終わった。

 

この日の生源寺は3バーディ、3ボギーの70とスコアを伸ばすことができなかった。特に前半は思うようにスコアを伸ばせず、最初にスコアが動いたのは8番ホールでのボギーだった。今日は生源寺の日ではないのかと思われたが、続く9番、10番と連続バーディで流れを一気に引き戻した。13番ホールでもバーディ。年間3勝目に向けて完全に流れは生源寺に傾いているかと思われた。

ただ、この日は午後になるにつれて風が強まり、生源寺もどちらかというと我慢を強いられる展開に。そしてむかえた18番パー4。2オンに成功し、4mほどのバーディパットを決めれば優勝という場面で、これが惜しくも外れてしまう。誰もが先に14アンダーでホールアウトした伊藤有志とのプレーオフだと思ったが、返しのパットを外してまさかのボギー。悔しい惜敗となった。

 

「トライした結果だったと思うので次に繋がるのかなと思います。今日はなかなかパッティングが決まってくれずに、前半からスコアを伸ばすことができない状況で。後半に入ってから風が吹き始めて、耐える感じになって、最後もバーディを獲ることができませんでした」。

 

ただ、この悔しさは来季のレギュラーツアーで晴らしたいと力強く答えてくれた。

「今年は毎試合毎試合優勝争いに加わることができて、すごく成長できたシーズンになったんじゃないかなと思っています。本当にたくさんの良い経験ができたと思っています。最後は勝てなかったので、来年はレギュラーツアーで優勝できるように、これからオフシーズンにしっかり練習して、もっともっと強いプレーヤーになりたいと思います」。

ABEMAツアーの賞金王として、来シーズンのレギュラーツアーの活躍に期待したい。