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石川遼 everyone PROJECT Challenge 2023

2打差の2位に5人の混戦!2人のアマチュアが虎視眈々と優勝を狙う

目黒日本大学高校3年生の清水蔵之介さんが5アンダー67でラウンド。通算8アンダーとして首位と2打差の2位タイへと浮上した。

 

清水さんが初めてABEMAツアーに出場したのは2016年の『セブン・ドリーマーズ・チャレンジin米原GC』で当時はまだ小学5年生だった。そんな清水さんも今ではドライバーの飛距離300ヤードを誇るなど、大きく成長。それどころが堂々の優勝争いに絡んできた。

「今年はレギュラーツアーにも3試合出場させてもらっていて、もちろん緊張はするんですが、前のようにガチガチになることがなく、今週はプレーすることができています」。

すでに高校卒業後の大学への進学も決まっており、大学を経てプロの道へ進む予定だが、高校最後の年に大きな偉業を達成するチャンスが訪れた。

「今日はショットがそんなに良くなかったんですが、パットがなんとかなってくれたのでこのスコアが出せました。今週は上位に行きたいと思っていたので、明日も5つ潜るつもりでプレーしたいと思います」。

 

もう一人、首位と2打差の2位タイにつけているアマチュアが日章学園高校2年生の丸尾怜央だ。2日間続けての68をマークし、通算8アンダーの2位タイにつけた。

「前半は結構バーディがきてくれて、この調子で伸ばせるかと思ったんですけど、後半は流れが止まっちゃいました。でも、8番でバーディが獲れたのは明日につながるかなと思います」。

“焦らずゆっくりできれば優勝ができると思う”

堂々と優勝という言葉を言えるあたりに大物の雰囲気が漂う。明日につながるバーディと話していた8番ホールでのバーディも、5番、6番の連続ボギーの後に獲ったもの。そのまま悪い流れに引っ張り込まれない点にハートの強さも感じる。

明日の最終日も混戦が予想されるが、爆発力もあるだけに、勢いに乗れば一気に突っ走る可能性も十分にある。