昨年覇者として、開幕前日のチャレンジドなプロアマ戦に初参加。
池村寛世（いけむら・ともよ）は、下肢機能障害を持ちながら、ハンディキャップ5.5を誇る林剛和さんと、片麻痺のゴルファー北浦英樹さんとプレーし「勇気をいただいた」と、感動していた。

最近、ドライバーが今まで以上によく飛んでいる。
先週も、4日間平均305.7ヤードを記録し、飛距離1位に。

ただ、順位は15位タイと、優勝争いには加われず「だいぶヘコんでいた」という。

「成績を考えちゃうと忘れちゃうけど、まずゴルフを楽しむことが大事」と、改心。
「きょう一緒に回ってくださった方も、すごくゴルフを楽しんでおられて。僕も楽しまなくちゃと思いなおしました」と、力をもらった。

今年は連覇を賭けて、きょうこれから「お守りをもらいに行く」という。

完全優勝のツアー通算2勝目を飾った昨年は、大会の開幕前に太宰府にある宝満宮竈門神社を参拝。
人気アニメ「鬼滅の刀」のモデルともいわれる聖地でみごと御利益を勝ち取った。

「今年も優勝できるのが一番理想だけど、そんなうまくはいかないと思うので。あまりプレッシャーにならないように、いいゴルフができれば」。
信じるものはきっとまた救われる。