記事

宍戸ヒルズで笠間市スナッグゴルフ練習会開始(4月9日)

新年度が始まり最初の週末、好天の中、宍戸ヒルズカントリークラブに笠間市内の小学校3校より24名が集まり、スナッグゴルフの合同練習会が開催された。
初めての練習会であったため、児童から日頃からお世話になっている宍戸ヒルズカントリークラブへスナッグゴルフ用具の提供だけではなく、練習スペースも提供頂く事に感謝の気持ちを込めた挨拶をするシーンがあった。



練習会は、ゴルフ場の一般プレイヤーが通過した1番ホールで、保護者がコース準備を行っている最中に、児童は基礎練習を行い、コース準備が整ったら、各学校混ぜた組み合わせでコースプレイを行っており、保護者がスコアラーを務めた。
又、スナッグゴルフの指導は監督やコーチだけではなく、小学校を卒業した、OB、OGも後輩の指導に当たるなど、地域をあげた活動となっている。



昨年5月に、ゴルフ伝道の旅で谷原秀人が訪れた笠間市立北川根小学校では、「夢を持とう」の講話に感銘を受けた児童が、ゴルフ部の無い地元の中学校へ進学を決めていたが、ゴルフを続ける為に中学校側と交渉し、同じ笠間市にありゴルフ部のある、笠間市立みなみ学園義務教育学校のゴルフ部に部活として参加する事ができるようになるなど、スナッグゴルフからゴルフにステップアップし中学校でもゴルフを続ける児童が増えてきている。



6月に茨城県予選会が開催される宍戸ヒルズカントリークラブでは、スナッグゴルフを練習する児童の為に会場を毎週末開放しているが、他にも昨年度東日本大会で優勝した友部小学校は最寄りにある、内原カントリー倶楽部で練習を行うなど、笠間市内、他のゴルフ場もスナッグゴルフ児童の活動を応援している。
その応援に答えるように笠間市内から多くのプロゴルファーを輩出しているが、そんな先輩に続く選手も出てきており、先日開催された茨城県ジュニアオープンでは、北川根小学校を卒業した、柴田悠希さんが中学男子の分で優勝し、宍戸ヒルズカントリークラブに報告の為来場しており、その後、後輩へ激励に訪れた。
又、友部小学校を卒業した、出口千加志さんも高校生男子の部で2位に入る成績を残した。



この後、笠間市では、5月に9回目となる、笠間市長杯スナッグゴルフ大会、6月には『JGTOキッズゴルフ応援プロジェクトsupported byリシャールミルジャパン基金』第20回スナッグゴルフ対抗戦JGTOカップ全国大会in西郷村への出場権をかけた茨城県予選会の開催を予定しており、本番に向けて子ども達のスナッグゴルフ熱が高まっていく。