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土壇場出場→予選突破の岩﨑亜久竜「あと2日間、少しでも上に行けるように」(欧州2日目)

アラブ首長国連邦で行われている欧州・DPワールドツアー「ラアス・アルハイマ選手権」で、昨季賞金3位の岩﨑亜久竜(いわさき・あぐり)は通算2アンダーの57位で辛くも決勝へ。

「とりあえず、予選通過できてホッとしています」と、安堵した。



賞金王の比嘉と同2位の星野よりも、資格の優先順位が低い岩﨑にはチャンスがないものと、寸前まで同週開催のアジアンツアー「サウジインターナショナル」の出場を予定していた。


だが、前週大会終了後に待機リストの1番手につけたことが分かるときゅうきょ予定を変更。
現地で出番を待つことにした。


スタート直前に、イングランドのアンドリュー・ジョンストンが欠場し、土壇場で飛び込むことができたが初日は2オーバーの109位。

さっそく“デビュー”初日の洗礼に、「日本にはないロケーション、芝で戦い続ける川村(昌弘)さんは本当にすごい」と改めて、4季連続のシードを続ける先輩を尊敬したそうだ。


「自分も頑張る」と、巻き返しを誓って出た2日目は「68」。
14番のパー5は、2打目がピン3メートルにくっつく起死回生のイーグルだった。
「あと2日間で少しでも上に行けるように頑張ります」。
土壇場でつかんだ出場チャンスを残り2日で最大限に生かす。