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カシオワールドオープンキッズイベント第5回スナッグゴルフ大会を開催(11月28日)

この大会は、カシオワールドオープンのキッズイベントとして開催され、トーナメントでは使用していない暖流コースにスナッグゴルフ特設コース9ホールを作り、更に別のコーナーには来場初心者を対象としたスナッグゴルフ体験コーナーも特設されるなど、幅広いキッズゴルフ層の拡大を目的として、カシオワールドオープン、Kochi黒潮カントリークラブ、高知県ゴルフ協会、そして日本ゴルフツアー機構との連携により継続して行われている。
天候に恵まれた大会週となったコースコンディションは、今まで以上の仕上がりで、青空に映える深緑のフェアウェイは平らなところがほとんどなく、アンジュレーション豊かなコースセッティングに、アプローチやパッティングで皆苦労をしたようで、狙ったバーディパットが僅かに逸れてオーバーして悔しがる光景が多かった。
そんな難しいコースで後続に5打の大差をつける20ストロークでまわった、高知市立第四小学校の山本悠平くんが総合優勝を果たし、挑戦3年目にして念願のタイトルを獲得して笑顔で喜んだ。
また、県外からの参加者を対象とした交流の部では、宮城県岩沼市立岩沼西小学校6年の相澤隼人くんが、22ストロークでまわり、宮城県南大会4連覇の実力を発揮した。
相澤くんは前日の金曜日に小学校を下校すると宿題を済ませ、遠路はるばる新幹線で岡山を経由して朝高知入りしての参戦。2012年にカシオワールドオープンが震災復興支援として南国市と姉妹都市である岩沼市の小学校4校にスナッグゴルフスクールセットを寄贈し、それをきっかけにスナッグゴルフに夢中になってしまい、今回の参戦は「是非、きっかけを作ってくれたカシオワールドオープンのスナッグゴルフ大会に出たい」という思いと、「カシオワールドオープンの大会関係者の皆さんにお礼を直接言いたい」という思いからで、宮城県と高知県をゴルフの絆が結ぶスナッグゴルフ大使としての遠征となった。
カシオワールドオープンでは、社会貢献活動の一環として、小学校にスナッグゴルフ用具を寄贈する活動を2006年から始め、この10年間で36の小学校と地域スポーツクラブへの導入を行っており、2012年には東日本大震災復興支援として、大会を後援する南国市と姉妹都市にある、宮城県岩沼市の小学校4校へも寄贈され、更に2013年からは寄贈範囲を四国地域にも拡大して徳島県への寄贈も行っており、今後もゴルフを通じた地域との絆を深めていくようだ。
第5回スナッグゴルフ大会成績上位(9ホール/251ヤード/パー30)
●総合の部
優勝 山本悠平 高知市立第四小学校6年 20ストローク
2位 尾崎守 南国市立稲生小学校3年 25
3位 松井孝汰郎 高知市立第四小学校6年 26
●各学年の部優勝
6年生 山本悠平 高知市立第四小学校 20
5年生 小島正彦 高知市立第四小学校 27
4年生 和田光起 高知市立第四小学校 26
3年生 尾崎守 南国市立稲生小学校 25
2年生 威能あおい 高知市立十津小学校 39
●交流の部各学年の優勝
6年生 相澤隼人 岩沼市立岩沼西小学校 22
4年生 宮井裕香 坂出市立松山小学校 30
3年生 松本瑞生 阿波市立土成小学校 27
2年生 西條愛生 阿波市立土成小学校 27
●ホールインワン
西條愛生(阿波市立土成小学校2年) 9番ホール27ヤード
岡林昊良(安芸市立赤野小学校3年) 6番ホール23ヤード
和田百花(高知市立第四小学校6年) 9番ホール27ヤード
※成績一覧は「コチラ」よりご覧いただけます

スナッグゴルフ大使として宮城県から遠征参加した相澤隼人くん 

各学年の部の優勝者たち 









