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ファイナルQTトム・ワトソンゴルフコース 2022

これがプロ初戦となる宇喜多飛翔が下馬評通りの実力を発揮し首位タイ発進

宇喜多飛翔が6バーディ、2ボギーの4アンダー68でラウンドし、堂々の首位タイスタートを切った。

「全体的には悪くなくてショットも悪くないし、チャンスホールでしっかり獲れました。パットは外れたのもあったんですが、思ったところには打てているのでいい感じかなと」。

この日の宇喜多は林に1回入れたものの、徹底的に林に入れないことを重視している。

「ティショットは半分くらいは刻んでいます。打てるホールだけドライバーを打って、他は基本刻みで考えています」。

宇喜多は大阪学院大学の3年生で今週のはじめにプロ転向届を提出したばかり。この試合がプロとしての初戦ということになる。大阪学院大学で宇喜多の先輩にあたる平田憲聖が、ちょうど1年前のファイナルQTで2位に入り、今シーズンはレギュラーツアーで見事賞金シードを獲得している。

「去年先輩がサードから出て今年はシードを獲っているので、それについていくじゃないですけど、負けないように頑張りたいと思います」。

この日も特に緊張することなく楽しくできたという落ちつきぶりはとてもプロ初戦とは思えない。目標は20位以内とのことだが、十分優勝のチャンスはある。